この方の言動に関する賛否については、私はこれまで長い間、ひたすら静観して来ましたが、今回は我慢できないものを感じます。
日本は科学技術における先進性を取り戻すためにも、女性の科学者を必死になって養成して行かなくてはならない時期です。男性同様に、女性にもある才能を抹殺したり、流出させたりする余裕がないからです。ですが、今回の小保方氏の行動は、全くもってそれに逆行するものです。
持ち上げられ、叩き落とされた経験は辛いものであったと思います。社会的認知を操作したい動機として、それが十分であるのも分かります。ですが、それは生物学者である以上、現在の仮説を維持して再現に成功するか、仮説の変更により再現可能な新理論への到達という道しかありません。極めて残念なことだと思います。
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