私的には水道水を飲み水として使えないと判断していた理由は主に臭いでしたが、一方のミネラルウォーターは安全衛生管理面で水道水より下であるという話しも出て来ましたよね。そこで私的には「味や臭いより衛生面の方が大事では?」と思いましたが、あくまで水道水の塩素臭は好ましくありません。
そこでこの問題を根本から解決するアイテムを見つけました。そのアイテムとは、
- 一度手に入れれば半永久的に使え
- 初期投資もごく僅か
- 水の中に入れておくだけで5時間後には水道水の匂いは消え、味はまろやかになる
- 不純物が取り除かれ、逆にミネラル豊富なお水に変わる
というものです。つまり水道水の安全性とコストメリットの恩恵を受けつつ、更にはそこらのミネラルウォーターよりも味が良くてミネラル豊富な水を手に入れる方法です。
ちなみに水道水の臭いが消える事は塩素が消える事を意味します。これは前回お伝えした水道水のデメリットである「塩素」から発生する発がん性物質の「トリハロメタン」を気にしなくて良くなるという事(何度も言いますが、水道水をそのまま一生飲んでも問題無いというのは水道局がお墨付きを与えています)。
コストに関しては私のように月額5,000円近くミネラルウォーターにお金を払っている人には、年間6万円もの経費削減効果が見込めるスグレモノ(笑)。果たしてその正体は何なのか。
それが、
◆ 麦飯石
です。え? む、むぎめし…漢字が読めない?ではもう一度、
◆ 麦飯石(ばくはんせき)
です(笑)。これなかなか貴重な石でして、日本では岐阜県加茂郡白川町黒川の山間の一角でしか採れないらしいです。あまり知られると価格高騰しそうです。
● 美濃白川麦飯石
使い方は簡単。例えば800gを購入したら、まずはこれを水洗いして、10分間煮沸殺菌した後放置して冷まします。2Lの容器1本に対して400gの石を入れます。そしたらあとは水道水を満たして5時間程度待つだけ。するとミネラル豊富な美味しい水の出来上がりです。
メンテナンスは2週間ごとに石を天日干しするだけと、これまた簡単。
3人家族の我が家では飲料水、料理、炊飯全てに使って2L×2本で回してますが、夏場はもう一本分買い足すかもしれません。
麦飯石の作用は吸着力による不純物の除去、そしてミネラル溶出により良質なミネラルウォーターが作れる事。また水質(PH)調整で中性に保たれ腐り難くなり、料理に使うと味が良くなったり日持ちが良くなったりします。また水中に酸素を放出するので人体に良い水になるとの事ですね。
今回私が得た最大のメリットはこれでミネラルウォーターを買う手間やコストが省けた事と、いつも重い水を運んでくれていた輸送業者のおじさんにも迷惑をかけなくなった事です(笑)。
他にも節約で我慢するだけではなく、そこから更なるメリットを得られる方法をお持ちの方がいたら教えて下さい。シリーズ「節約にも富」ではそんなアイデアをお待ちちしています。
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