【ライフハック】水道水を安くミネラルウォーター並みにする方法

 

ここで一旦、水道水とミネラルウォーターのメリットデメリットを比較してみます。比較をする中でこれまで数十年間も信頼してきたミネラルウォータにも、実は欠点がある事にも気が付いたのでした…。

私はここ何十年も「ミネラルウォーター」を盲目的に信用し、飲料水や料理に使ってきました。しかしそんなミネラルウォーターを疑うあるきっかけがあり、今後は水道水を活用できないか? と考えるようになりました。それが以前、どこかで目にした「ミネラルウォーターより水道水の方が品質規格が厳しいぞ」という記事です。

そこで、まず先に調べたのが水道水の安全性です。軽くググると真っ先に目に付いたのが横浜市水道局のHPでした。するとQ&Aページにいきなり私の疑問にクリティカルヒットする内容が記載されていました(横浜市水道局のHPより一部抜粋)。

Q.ミネラルウォーターの方が安全なんじゃないの?

 

A.ミネラルウォーターと水道水は、安全性の保証レベルが違います。水道水の方が、より多くの検査項目で厳しくチェックされていますので、より安全とい
えます。

あれま、いきなりミネラルウォーターに先制パンチを喰らわせてます(笑)。ちなみに水道水の安全性には確かに厳格な決まりが有り、それは以下のような
もの。

水道法にある「清浄な水の供給」を達成するため、水質基準が定められています。平均体重50Kgの人が1日2リットルの水を一生飲み続けても、健康に影響が生じない水準です。

 

水道水の安全性などを確認するため、水道水を定期的に検査する地点を設け、水質検査を行っています。水質検査の結果は、過去10年間、検査項目の多くは水質基準値の10分の1以下で、特にシアン、水銀、カドミウムなどの有害物質は検出されません。安心してご利用ください。

さらにミネラルウォーターに追い打ちをかけるように

生涯飲み続けても人の健康に影響を生じないとする水質基準(51項目)による水道水と、食品衛生法の製造基準(18項目)や成分規格(8項目)によるミネラルウォーターとでは、安全性の保証レベルが違うため、水道水の方がより安全といえます。

と根拠を持って断言されています(!)。水道水は安全性にすごい自信を持っていますねぇ(@_@;)。

ミネラルウォーターももちろん上記ガイドラインに沿った滅菌方法で処理はされているものの、そのラインは水道水の品質基準より緩いというわけです。ですから市販のミネラルウォーターは水道水より菌が繁殖しやすいので、開栓後なるべく早く飲む事が推奨されています。

しかしながら、我々は本当にこの水道局の話しを鵜呑みにしていいのか? 本当に安全面で問題無いのか? という事にも一応目を向けておかなきゃマズイですね。何でも盲目的に信じてはいけません。

そこで今度はウォーターサーバーなどを販売しているHPを漁って見ると、やはり出て来るのが「水道水バッシング」です。その主な論法は二つありまして、一つは「水道水に含まれる塩素から、発がん性物質のトリハロメタンが発生しますよ~」というもの。

そしてもう一つがインフラです。浄水場で良質な水道水をつくっても、各家庭の蛇口から出るまでの間に配水管や給水管、マンションの貯水槽にサビや汚れが発生していたら意味ないよね、というもの。特に水道管はどんどん老朽化していき、入れ替えが追いつかない問題も指摘されていますから、あなたの口に届く水がどんな品質かは分かりませんというものです。

というわけで、こうなるともう二つの安全性を天秤にかけて自己判断するしかありません。自宅の水道水に違和感がある人はやめておいた方がよいでしょうし、さほど気にならなければ私がこれから紹介する方法で水道水に切り替えられたら良いかと思います。

果たして水道水の臭いと味、そして安全性の弱点として挙げた塩素を取り除き、さらには浄水場から運ばれる過程で混入する不純物も取り除き、水道水をより信頼出来る飲み水として活用できるアイテムとは何なのか? 今回いよいよお伝えします。

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