【書評】国旗・国歌法に反対の朝日新聞が甲子園で君が代を流す怪

 

そして長年温めてきたアイデアを披露する。朝日新聞vs産経新聞朝日新聞vs読売新聞、世間では水と油のように思われている言論機関で、大ゲンカしろ。むろん言論戦、公開討論である。制限なしのデスマッチがよろしい。三者入り乱れての大乱戦も歓迎。議題は安倍首相の評価、憲法改正、北朝鮮問題など。著者としてはぜひ英語教育や国語もネタにしてもらいたいという。いいね!

ケンカは派手なほどいい。三社にはテレビ局がついている。朝日は公開討論には社長が出るべきだ。なんなら助っ人を数人帯同してもいい。昔、ある経済誌が朝毎読の社長インタビューをした。毎読は社長一人なのに朝日はお付きが10人近くいたという。潔く俎にのることだ。そうすれば、いざとなると逃げ隠れする、裁判に持ち込むという朝日新聞の悪癖がなくなるかもしれない。

国旗・国歌法が制定される時、マスコミの中で最も反対したのが朝日新聞である。ところが、朝日新聞社が主催する甲子園球場で行われる高校野球大会では、開会式・閉会式で「君が代が吹奏され大会会長の朝日新聞社社長は直立不動で国旗掲揚台に注目する。商売は思想信条とは別らしい。また、同社には読売巨人軍の熱狂的ファンが石を投げればあたるぐらい、いるそうだww。

編集長 柴田忠男

image by:  Osugi / Shutterstock.com

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