3.「もうあと○年」よりも「まだ○年ある」を強調する
「もう」「まだ」の考え方の例として良く言われるのが、コップの中に半分の水が入っている場合の捉え方です。「もう、半分しか入っていない」と捉えるのか、逆に、「まだ、半分も入っている」と捉えるのかによって、その後の対応の仕方、取り組み方も変わってくるでしょうね。
「コップの中に水が半分入っている」という事象は1つですが、解釈は2通りあります。事象として現れていることが1つでも、解釈が複数あることが多くあるのではないでしょうか。
「もうあと○年」といった「もう○○」と考えてしまうと、前に進むことよりも、現状を甘んじて肯定したり、前に進むことを諦める気持ちが強くなってしまいます。反対に、「まだ○年ある」といった「まだ○○ある」などと考えると、これからの可能性を感じることができますし、これからのことを考える余地があるように感じます。また、前に進んでいこうとする意欲を高めていくことにつながっていくように思います。
組織を活性化していく、個人として自らを成長させていく上でも、この3つの捉え方、考え方、視点は、これからも重要になるのではないでしょうか。
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