衣替えの季節は、収納を見直す絶好のチャンスですよね。取り出しにくかったり見つけにくかったりするものを使いやすいように収納するコツは、「分ける」と「立てる」だとか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、スキマも有効に活用する、取り出しやすい収納の「裏ワザ」を紹介しています。
分けて立てて
さて、本日は倒れちゃうもののお話。
そろそろ夏への準備が気になる季節になってきましたね!
- 食器棚
- クローゼット
- 下駄箱
- ふとん
など夏向けに変更しなくちゃならない場所がたくさんありますよね。こういう、久しぶりに大がかりな作業が必要になるときは、収納を見直すいいチャンスなんですよ。
収納のキホンは
- 引き出せるようにすること
- 立てて収納すること
のふたつです。
引き出せるようにしておくのは、空間を有効に使うためです。引き出しを重ねていけば、上まで隙間なく空間を使えちゃうんです。
これは、引き出しでないタイプの収納との違いを考えるとよく解りますよね。吊るタイプ(ハンガーで吊るなど)だと下部に、置くタイプ(食器を平置きにする)だと上部にデッドスペースができてムダなんです。
なので、場所がどこだろうと
- 引き出せるタイプの家具を設置する
ようにしてみましょう。
もうひとつは、たたみ方や置き方を工夫して積んでしまわないようにすること────つまり
- 立てて収納する
ことです。
積んでしまうと下になったものが取り出しにくくそのうち使わなくなってしまいます。そういうのを
- 肥やし
と言うんですよ( ̄∇ ̄)。やだやだ。あ、いいカンジに発酵してきちゃってるのがある? イケませんねえ。
で、これを防ぐために、立てて収納するわけです。これは、もはや収納技術として基本になりましたね。
問題は、立てて収納するのが難しいモノがあることです。
- 子供服や女性用の下着
- マグカップ
- 掛け布団や枕カバー
- 靴下やストッキング
…柔らかすぎたり小さすぎたりして、たたみ方を工夫しても上手く自立させられないモノがあるんですよね。これをそのままテキトーに収納すると
- ナダレ(><。)
を引き起こしてグチャグチャになるんですよ。で、溜息とともにヤル気もなくなってしまうと。ほんじゃ、どうするのか。