これについて面白いアプローチがあるそうなんです。それがなんと
- 小説をたくさん読ませる
んだそうです。行為の結果の予測とは、ある意味での
- パターン認識
です。つまり
- パンを盗む→捕まる→刑務所に入れられる…
- 夏のあいだ遊ぶ→秋に食べ物がなくなる→餓えて死ぬ…
- カメをバカにする→居眠りする→カメに抜かれる…
- いたずらでウナギを逃がす→漁師の母親が死ぬ→後悔する…
ホントに星の数ほど小説はあるわけですが、どんな小説もある出来事や行為があり、それが機縁となって結果を生み出し事態を変えていき、さらに別の出来事を生み出して…という流れになっていますよね。
これが
- 行為→結果
をパターン認識させてくれるというんです。
ここで、養育中の子にもモノガタリを浴びせるほど読ませてソレナリに未来予測ができるようになりました。と言えるならカッコイイんですが、さすがに
- ソコまで手回しは良くありません(≧◇≦)
まず、この処方箋が必要な子たちは、なにより浴びるほどなんて『読めない』んですから。
我が家でもそれは同じで、我が家にある小説なんか全然ムリなので、
- その子に合ったずっと易しいレベルの小説から
始める必要があるでしょうね。
バカにつけるクスリはない。でも、バカでもモノガタリを読んだらアタマがよくなるかもしれませんよ。
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