「どうすれば会社は良くなる?」と聞く電話なら私は受話器を置く

 

答え欲しさに「どうすればいい?」というアプローチは、相談でも何でもありません。たとえ「こうすればいい」と正解を言ってもらったところで、その会社やお店にそれ以上の成果は見込めません。それ以上の伸びシロがあっても成長、発展できないのです。

つまり「どうすればいいか?」という問いに対する明確な答えなどなく、その答えを実践の中で探っていくのが商売、ビジネスの面白いところなのです。自ら、その面白いところを捨ててしまってはほんとにもったいないことです。

ちなみに、状況が芳しくない中、相談くださる方で飛躍的に成長や発展をされていく方というのは、ほぼ100%に近い割合で、

「現在、○○に向かって、こうこうこのようにな取り組みをしています。取り組み始めて6ヶ月ですが、結果が伴っていません今一度、戦略、計画から見直していきたいと思いますが、アドバイスいただけませんか?」

というように具体的に行動した結果に基づきアプローチされてきます。

つまり、実践でしか得るものはないということがよく分かっているのです。なので、方程式や答えを教えてもらおうという意識などまったくありません。商売やビジネスの中で学び成長するには、実践するしかないのです。1+1=2のような明確な答えはないのです。その代わりに1+1=4にも5にも6にもなるのです。

■今日のまとめ

『ビジネス、仕事、商売の正解は実践の中でしかない。』

・自社、自店の商売、ビジネスをさらに発展・成長させるための実践計画をノートにまとめてみる。
・ノートを基に社内みんなでも話し合い、実施計画に取り入れる。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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