なぜ「グラドル自画撮り部」は素人営業の極意と言い切れるのか?

 

無名のグラビアアイドルが、ツイッター、フェイスブック、ブログをやっていたところで、誰にも気づかれません。しかし、「自画撮り部」に写真を載せていれば、見てもらえる知ってもらえる可能性は格段に高くなります。多くの男性が頻繁に見ているので、さまざまなアプローチを試すこともできます。

また、自画撮りなので、「エロ」も「セクシー」も「可愛い」も、思いのまま披露することができます。その度に反応を見ることができ、進むべき方向もわかってくるのです。

素人がひとりで黙々と営業をしていても、実りは少ないもの。営業のチャンスさえ、与えてもらえません。その点、「グラドル自画撮り部」は、男性を集める努力を必要とせず、大勢集まっている場所にいきなり出て行くことができるので、後は自身の魅力をどう見せるかだけなのです。

注力すべきことが、単純明快でなのです。

さらに自画撮りには、男性を喜ばせる要素が含まれています。素人がスマホで気軽に撮影するので、場所や衣装にプロの視点がありません。自宅や控え室、買い物や食事場所など、プライベートが写し出されます。男性は、そんなところにも惹かれてしまうものです。プロなら絶対に撮らない写真が見られるのです。

また、自身の好みの水着や下着を身につけるので、テレビ・雑誌では見られない魅力を見つけることもできます。中には、ネットの世界ということで、大胆なポーズを披露する女性もいます。悲しいかな、男性のスケベ心は、そんな女性に惹かれてしまうものです。素人ゆえ、ネットゆえにできる、新手の営業方法なのです。

プロの戦略に慣れてしまった人びとには、非常に新鮮なのではないでしょうか。

image by: Twitter(@【公式】#グラドル自画撮り部)

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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