見てるだけじゃお金は増えない。再び暗号通貨が「来る」理由

 

そして二つ目、暗号通貨が値上がりすると思っているのか?

こればかりは「投機」なので分りませんが、「直感」で将来暗号通貨は大きく需要を伸ばす、つまり値上がりすると思っています。暗号通貨は発行枚数が限られていますから、需要が増えれば値は上がるんですね。

ではその直感とは何か?

それは最近、本当に現金が早く消えて電子決済が早く当たり前にならないかなと思う事が頻繁にある事です。

例えば私は良く郵便局に行きますが、窓口には局員さんがいて、彼らの年収がいくらかは知りませんが、若い女性職員から年配のおじさんまでが同じ仕事をしているんですよね。そこに一通92円の封筒を持って行くわけですが、それを処理するの3分位かかるんです。その大部分が財布の中から小銭を一生懸命探す時間やお釣りを渡す時間で、そこに大体1分位かかります。仮にこれが電子決済なら10秒くらいに短縮できますよ。

列に並びながらこう言うのを見て待たされると、段々イライラしてきて「早く現金は禁止にして電子決済を普及させて下さいよ」と思います。という事はつまり現金に不便さを感じていて、よりスムースで便利に決済できる手段があれば、必ず需要があるという事です。

郵便局に続いて最近私が現金決済を不便だと感じた事があります。それはある日の昼時のファミレスにて。

私は休日のモーニングをしにたまにファミレスに行きますが、そこで最近ランチクーポンを頂いたので昼時にも行ってみる事にしました。するとそこは学生や主婦、サラリーマンの戦場です。休日の朝とは異なり満席で順番待ち。ようやく席について運ばれてきた料理を食べていると、レジの辺りに行列が並んでいました。

そう、一人一人現金で支払っているから行列が出来るんですね。

で、私はこれを見ながら「電子決済が進めばこの学生やサラリーマンは並ぶ時間を勉強や仕事に回せるし、店側も店員の数を抑えて業績も上がるよな」と思いました。

日々の生活における現金(特に小銭)を探す時間、銀行やATMにに現金を取りに行く時間、などの「作業時間」を国民全てが足し合わせたら一体どれほどの時間が生まれるのでしょうか。この問題が解決されるだけで日本の生産性は大きく上がり、GDPさえアップするのではと思ってしまいます。

そうした意味ではまず10年後には現金が無くなっていると思いますし、規格統一により何らかの電子決済手段が主流になっているでしょう。それも全世界統一規格で使える決済手段が、です。

こうした日常生活で感じる不便さが、私が今後暗号通貨が今後普及すると感じている直感の根拠です。人の本能は便利さを求めますからね。

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