きっかけは「特別な問診票」。逃げないで親子で話そう「老い」のこと

2018.09.11
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
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いつか訪れる、親の老い。どこか不安はあるけれど、考えたくない。まだ大丈夫だと思う。大人になり親元を離れた子供に、ある日、親から手渡される特別な問診票。親は変わらず、今までと同じように元気に暮らしているはず。でも改めて親の本音を聞くと…?

問診票にしたら、強がっていた親の思いが見えてきた

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沢井製薬のWeb動画「親子をつなぐ問診票」は、親子で老いについて話し合える機会を提供したいという思いから生まれました。全国の既婚の30代と20歳以上の子を持つ60代の男女400名を対象に実施した「親の老いに関する意識調査によると、69.0%の子供が親の老いを心配だと思う一方、来るべき”その時”について親子で話し合っている人は26.1%しかいないという結果になりました。親子で話し合っていない理由は「改めて話し合う機会がないから」という回答が40.2%と最も高く、親の老いに関して話す機会や場が必要なのではないかと考え、企画したそうです。

動画は、親が自身の「老い」に関わる本音を答えた「特別な問診票」をもとに、親子でじっくりと会話するストーリー。親と子供、離れて暮らしていると話しにくいこと、身体のこと、不安に思うこと、これからのこと、強がってうまく話せないことなど、普段なかなか口にできない親の想いが「問診票」という形で見える化され、思ってもみなかった親の回答に子が向き合うことで、互いの見解をつないでいきます。

親子で話すことで、家族の今、そしてこれから

■CASE1:三枝さん親子の場合

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父:体力はなくなったねほんとに。目に見えてなくなったね。

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娘:親は「健康で元気な人たち」というイメージしかなかったので、面食らったというか…

■CASE2:山下さん親子の場合

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息子:今一人で暮らしていて、寂しいと思う時はありますか?

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母:うん、ありますね、やっぱり…

■CASE3:前田さん親子の場合

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父:元気なうちに先のことを話しておきたい。

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息子:ああそう思ってるんだ、ということに気づけたのは収穫だった。

■CASE4:石田さん親子の場合

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母:年取ってから老後のことを相談しても遅いと思うのね。

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娘:忙しいっていうのを理由にして、逃げてる部分もあるかもしれない。

調査結果:話したいことは、子「体調について」親「人生の終え方」

今回の意識調査の結果、69.0%の子供が親の老いを心配だと思っており、64%以上がお互い話し合いたいと思っている一方、実際に話し合えている人は全体の26.1%となりました。

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グラフ3

また、話し合っていない理由は「改めて話し合う機会がないから」が40.2%と全体の4割を占め、「話しづらいテーマだから」31.1%、「いつまでも元気だと思われたい(思いたい)」が20.3%と続きました。

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話し合いたい内容については、子供は親の「体調について」が64.0%、親は「人生の終え方、その後について」が60.5%と親子で大きな差がありました。

グラフ5

なんとなく「老い」の話題を避けてきた方は、この機会に問診票をつかって、親子での話し合いのきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。

Web動画「親子をつなぐ問診票」:https://youtu.be/UBPcZlqLZh8

サイトURL: https://www.sawai.co.jp/oyako/

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