…大坂選手の表彰台の言葉は、人種や性別を超えて全ての人の心に響きました。それは彼女が「日本的」だったわけではなく、大坂なおみだったから。一点の曇りもない純粋な気持ちを持つ勇気ある「大坂なおみ」というひとりの女性に、世界中が感動したのです。いつの時代も、いかなる舞台でも、真摯な言葉は人を動かします。
アメリカのいいところは、彼女の言葉を「大坂なおみ」の言葉ときちんと受けとめ賞賛することです。
「日本人らしい」と賞賛した日本とは大違いです。私たちも彼女から学ぶことがたくさんあります。自らを省みることです。そのことを最高のプレーとスピーチで教えてくれた大坂選手に心から感謝します。
※本文の一部に誤りがありましたので修正いたしました、深くお詫びを申し上げます。
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※『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』(2018年9月12日号)より一部抜粋