【書評】なんでも首相のせいにする「アベノセイダーズ」の反日度

 

この本は一つの項目で3~4ページと非常に読みやすい。タイトルも分かりやすい。たとえば、「石破茂にトランプの相手やG20議長は務まらない」では、そのわけがズバリ書かれていて納得する。外相や財務相、経産相など厳しい国際交渉をした経験のない石破茂には無理。「あのような『辛気くさい』のが首相になったら、トランプに電話しても途中で切られるのが関の山でしょう」www

「石破氏は朝日と組んで北朝鮮を励ますな」「石破茂氏は自民党の小早川秀秋になるな」「石破氏新刊『政策至上主義』は姿勢論に終始で政策なし」といった具合で、石破批判がとても厳しくて面白い。「受験・就活・結婚なしの小泉進次郎は一人前でない」も、もっともなご意見である。「朝日新聞が女性参政権が新憲法で実現と大誤報」なんてのも、記者名指しで愉快愉快。

文在寅は素晴らしい大統領だという逆説的真実」がこれまた楽しいぞ。文在寅は韓国の大企業の力を徹底的に破壊してくれている。国際競争力を失わせている。「税法上の優遇など、国際的に韓国企業に有利な政策は放棄され、最低賃金の引き上げなどもされた上に、財界人が続々と逮捕されています。日本企業と経済そして財政に対するこれ以上の貢献はないくらいです」。

また米朝対話においても「やや北の意のまま動くといった感があり、面子を立てる必要や、自己主張をしたいという気もないようです」。反米、反日を押し出して失敗した盧武鉉の側近だったから、無理をしない。そういう意味で“素晴らしい”大統領なのだが「文在寅のスルーのされ方は生半可ではありません」

トランプは国内において、北朝鮮問題で信頼できる相談相手がいない。国務省の半島問題専門家などはコリアン系も多く信頼性が低い。「トランプにとって、この問題に対して最も信頼性の高い相談相手は安倍晋三なのです」。北朝鮮に対して日本の立場は強いので慌てる必要はない。いま日本が、世界でこんなに重要な働きができるのは誰のせいだ。そうだ、アベノセイダー。

編集長 柴田忠男

image by: Alexandros Michailidis / Shutterstock.com

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