トップ販売員たちの「今日はお休みですか?」には、どんな目的があるかを紐解いてみると、
- 今日が休みかどうかで、平日休みか休日休みかがわかる
- 休みがいつかがわかることで、いつ来店してくれるかがわかる
といったことが挙げられます。これにより、そのお客様が次回も来店しやすいように、平日や休日の状況をお知らせしたり、次の来店しやすいスケジュールをそれとなくお話ししたりすることができるわけですね。たった1つの、当たり前のようにやっている、「今日はお休みですか?」という質問にも、しっかりとした目的が存在しているのです。
他にも、よく聞く質問はたくさんあるはずです。「よく行くお店はどんなお店ですか?」では、その方の好みを知ることができますので、好きそうなテイストの提案がしやすくなります。「好きなブランドはありますか?」では、その方がどんなブランドを好んでいるかによって、例えば、高くても良いものが良いのか、安くてコスパが高いものが良いのかなどが見えてきます。どの質問も、目的をしっかり理解しておくことで、次の提案の精度が高まっていくんですね。
普段、ご自身が接客の中でしている質問を、改めて考えてみてください。できれば書き出してみると良いでしょう。それができたら、その質問それぞれの目的が何かを考えてみると、質問一つの重要性がグンと上がって、提案の質向上につながります。ぜひ、改めて質問について考えてみましょう。
今日の質問です。
- 目的のハッキリしない質問は、なぜ良くないと思いますか?
- 質問の目的をハッキリさせるために、何をしますか?
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