もう無理なんて言わないよ絶対。未知の仕事に前向きになるウラ技

 

では具体的にウォーミングアップはどのようにするのか?っていうと、特に難しいことはありません。普段の自分の仕事・部門をきっちりとこなし、その上でアンテナをいろんな所に張っておく。たったこれだけです。

営業マンであれば結果を出し、その結果が経理や総務、技術の仕事にどのように影響するか?を考えてみる。そうやって、他部署の仕事にも興味を持つ。技術職であれば、開発した商品が市場にどのように受け入れられるのか?そのために、営業やサービスはどのように日々活動しているのか?にも目を向ける。

取引先や協力会社から突発的な依頼があっても同じです。先方の仕事の流れだったり、先方の業界動向にも目を向ける。そうして、自社他社における仕事全体の流れであったり、組織運営に対して「自分ならこうするかな?」ってことを日々見つけたり、考えてみるのです。

実現できるできない、善し悪しは別にして、要は全体の流れを見ながら自分なりの考えを持つという頭の体操を毎日してみましょうってことです。こうした頭の体操を繰り返していくことで、

  • 他部門や上司が自分の持ち場に何を求めているのか?
  • 取引先や協力会社が何を求めているのか?

などが改めて明確になったり、足りない部分を補うためにすべきことが分かるようになってきます。

そうなると、突発的にやったことのない仕事を任されても、「あ~こういうことを求めているんだな」と依頼者の真意を理解しようとするので、無碍にNOとは言わず、多少なりとも考える時間を持ち柔軟な対応ができるようになります。あるいは、先回りしていつ依頼されても良いように準備しておくということだって可能になります。

つまり、やったことのないことを突然任されても、常にウォーミィングアップしておくことで、即座に「出来ません」「無理です」ということがなくなります。少なくとも今以上に仕事が面白いと思えるようになります。あるいは「よし、やってみよう」と、何事も前向きにチャレンジできるようになります。

■今日のまとめ

「いつどんなことを任せられてもOKにしておく」

  • 突発的に仕事を依頼されたとき「無理です。」と言わないためには普段からどのような準備が必要だと思うか?考えノートに書き出す
  • 書き出したことを具体的に実践するための工夫を考えノートに列挙する
  • 社内でも上記2点について話し合う

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

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