去る12月、サラリーマンが指折り数えていたものといえば、Xmasでもお正月でもなく「ボーナス」だったのではないでしょうか。このボーナス、満足の行く使い方はできましたか?「お金は使い方にもスキルが必要」と話すのは、メルマガ『【ユニクロ&ツープライススーツの上手な着こなし】服のコンサルタント森井良行が伝える「好印象のレシピ」』の著者で、のべ4,000人の買い物に同行してきた服のコンサルタント森井良行さん。そんな買い物のプロが勧めるボーナスで買うべきアイテムとは?
ボーナスで買うべきアイテムの正解は?
のべ4,000人以上の買い物に同行してきたわたしは、結果的にこれまで3億円分の服を買ってきました。もちろん、自分のお金ではなくお客さんのお金ですが…(汗)。一人当たりの予算が5~10万円として、平均7.5万円としたとき、単純計算で3億円分の洋服です。 当然ですが、自分の服を買うより、人のお金で買い物する方が緊張します。しかも、プロとしてコンサルフィーをもらっている手前、絶対に失敗できない決断の連続です。ユーザー目線でこれだけ買い物してくると、それまで見えてこなかった視点が現れます。今回はボーナスで買うアイテムの正解についてお伝えします。
わたしも新卒時代、給料とは別にボーナスをもらったとき感動しました。月に1回しかもらえないはずの月給の間に、別途お金が入ってくるのです。何となく得した気分です(笑)。
貯めるという選択肢もありますがが、全額貯金ではなんか寂しいですよね(汗)。使い方次第で、ボーナスの満足感は何倍にも跳ね上がります。「ボーナスの額」以上に「ボーナスの使い方」が重要なのです。
では、本題に入ります。ボーナスで買うべきアイテムは「革小物」です!
バッグ・靴・名刺入れ、高級ブランドの革小物をお薦めします。革小物は服と違って、長持ちします。とくに、バッグ・名刺入れは第3者から気づかれ、女性から好反応が得られます。
「ステキですね!」 「そのバッグいいですね!」 と女性から言われたら、既婚・未婚問わず、ぶっちゃけ嬉しいですよね(笑)。一方、靴も長持ちします。良い靴はセルフイメージが上がります。残念ながら、高級な靴だということに気付かれる確率はそこまで高くないでしょう。それでも、自分の気持ちは劇的に上がります。
それぞれ予算感として、10万円分予算をつぎこみたいところです。本当に不思議なもので「お金を稼ぐこともスキル」ですが、「お金を使うこともスキル」なのです。「掛けたお金に対して、どれだけの充実がリターンとして得られるのか?」、これが重要! 消耗品である服は定番のユニクロで十分ですが、革小物にはお金を掛けましょう。そうなんです。普段節約している人も、「ボーナス時期だけは自分に高級品を買っても良い!」という許可を下ろしやすいのです。年に2回だけ奥様の許可を取り付けたいところです。
そして、ボーナス時期こそ普段の自分が絶対に買わないアイテムを買ってみてください。買い物に対する自己概念が劇的に変わりますから!