上野選手のお母さんにしてもイチロー選手のお父さんにしても、共通しているのは子ども自身の意思や気持ちを大事にしていることです。親の意思ではなく自分の意思でやりたいことを思う存分やれることで、子どもは毎日を生き生きと過ごすことができます。能力も自信も意欲も備わります。
このような子は、生涯にわたって、「自分がやりたいこと」をどんどん積極的にやっていくようになります。「自分が何をやりたいのかわからない」などと悩むこともありません。
上野選手やイチロー選手と同様、自分の気持ちを大事にされた子どもは、自分の資質や才能を開花させていくことができます。何より、無気力でまわりに流されることなく、自分の頭で考え、行動できるようになります。
どの子にも、このような主体的な人生を送れるようにしてあげてほしいと思います。
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