マニュアルやノウハウ本は便利ですが、ただ鵜呑みにするだけでは芸がありません。それは、片付けも同じこと。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、片付けに当たっては例えば「こんまりさんの教義」通りでなく自分自身の基準で「絶対に捨てないもの」を選ぶべしとし、その効用について解説しています。
絶対捨てないモノ
さて、本日は捨てる捨てないのお話。
こんまりさんがアメリカでスゴいことになっているみたいですね!え?知らない?日本の大手メディアは全然報じていないですからね~。
- こんまりさんがNetflixでブレイク!
しているんです。しかも、それに止まらず、その中で紹介した本の片付けに関して本を特別なものと位置づけるアメリカの読書家たちから批判を浴びているんです。こんまりさんに反対する人もこんまりさんを支持する人も、両派入り乱れてスゴいことになっているんですよ(もう収まったのかな?)。
ま、本に特別な地位を持たせる人の気持ちも分かりますが、それを言いだしたら他のものでも「特別な地位」を認めうることになり
- 結局、片付かない…
ことになってしまいかねません。こんまりさん的には、本を特別扱いするわけにはいかないんでしょう。
で、今回のお話は、そう、片付けるときの基準のお話。片付けるときには、多くの…おや、多すぎる品物たちをなんらかの基準で分類していく必要がありますよね。このとき問題になるのが
- 分類する基準
です。片付け本にはこれに関して著者独自の基準がたくさん挙げられています。たとえば
- 2年間使わなかったか
- 同じものが複数あるか
- 気に入っているか
- これから使うか
…などなど。
でね。ここが難しいんですが、片付け本のとおりに、つまり著者の言う通りの基準を採用しても、上手く片付けられないことはよくあるんです。いや、ホント、よくあるんですよ。あなただけじゃないですから。
これは、ホントは片付けセミナーで解説するようなことですがなるべく
- 自分なりの基準を自分の言葉で
打ち立てるべきです。借り物じゃダメなんですよね。
そして、この基準のユニークさがこんまりさんの
- ときめくか
- ビビッとくるか
ってヤツです。ちょっと詩的で、そして捨てるものではなく残すものを選ぶ基準であったところが、とても新しくてステキだったんだと思います。
ただ、これがフィットしない方もやっぱりいるんですよ。全部ときめいちゃったり、ときめくっていう状態がどれだか解らなかったり。