花粉の季節が近づいてきました。花粉症には、目のかゆみや鼻づまりのような代表的な症状以外に、皮膚にかゆみを引き起こす症状もあることを存知でしょうか?毎回、「科学的に正しいお肌のケア方法」を紹介している美容ズカイスト あつこさんが、今回のメルマガ『美容ズカイストあつこの「魅力を引き出すロジカルマジック!」~徹底図解ユニセックス版~』で、花粉で起こりがちな肌荒れの対策について詳しく説明しています。
花粉で肌荒れしていませんか?
もうすぐ春、ということは・・・花粉の季節がやってまいります(涙)
花粉の季節になると肌が荒れてしまう、という方も多いのではないでしょうか?そこで、花粉による肌荒れの原因と対策、そして、おすすめのアイテムをご紹介していきます!
花粉の季節になると、肌の赤みやかゆみが出てしまう、というのが主なトラブル。このように、花粉に影響を受けて肌トラブルが起きることを「花粉皮膚炎」と呼んでいます。主に2~4月のスギ花粉の時期に発症することが多く、上まぶた、頬、あご、首などに乾燥や赤み、かゆみなどの症状が現れます。特に乾燥肌・敏感肌の人が発症しやすいと言われています。
乾燥肌の人は肌のキメが乱れていたり、角層(肌表面)がめくれていたりするので、そこから花粉やアレルギーの元になるものが身体に侵入して、花粉皮膚炎を起こしてしまいます。また、敏感肌の方は、肌のバリア機能が低下しているため、少しの刺激でも肌トラブルにつながってしまいます。乾燥の厳しい冬を過ごしたあとなので、普段は乾燥肌ではない、という人も気をつける必要があります。
対策としては、
・花粉をすぐに落とすこと
・保湿ケアをしっかりとすること
・生活習慣を見直すこと
この3点が大切になってきます。
洗顔はこすらず、やさしくが鉄則
花粉を落とすには、洗い流すのが効果的。洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしく包み込むようにして洗いましょう。泡が少ないと、手と顔を擦るときに摩擦が起き、それもまた肌トラブルの原因になります。
手→泡→顔のように泡がクッションになるようにして洗います。
洗い流すときはすすぎ残しに要注意!!
花粉を洗い流したいからと言って、ゴシゴシこするのはNG。やさしく洗い流してくださいね。すすぎ残しをしやすい、髪の毛の生え際、フェイスラインは念入りに洗い流しましょう。
洗顔後はすぐに保湿スキンケアを
洗ったあとはすぐに化粧水・乳液をつけてください。洗顔後の肌は乾燥しています。化粧水で水分を与え、乳液の油分でフタをする。基本的なスキンケアをしっかりと行いましょう。特に男性の方は、乳液のベタベタが苦手でつけない、という方もいらっしゃいますが、それだと化粧水の効果が半減。化粧水補った水分を逃がさないためにきちんと乳液をつけましょうね。
肌に刺激の少ないアイテムを選ぼう
花粉皮膚炎の場合、刺激がないアイテムを使うことが大切です。
女性の場合、お化粧を落とすのは刺激が低いミルククレンジングが最適。カバーマークのミルククレンジングなら化粧を落としながら潤いをキープしてくれますよ。
化粧水・乳液は保湿力のあるものをチョイス。敏感肌の方も使えるミノンがおすすめです。
特にミノンの乳液はベタベタしないのにしっとり保湿してくれるので、乳液嫌いな方もぜひ試してみてくださいね。
● ミノン化粧水
● ミノン乳液
食事・運動・睡眠で免疫力を維持しよう
花粉皮膚炎には免疫力を低下させない工夫も大切です。バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠をとることで、免疫力低下を防ぎます。
いつもより身体にやさしいスキンケアやライフスタイルで花粉皮膚炎を予防・改善していきましょう!!
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