習近平は最も危険な敵。ソロスですら見限った中国のお先真っ暗

 

ソロス、大戦略を語る

では、ソロスは、「アメリカはどう動くべきだと考えているのでしょうか?

アメリカのトランプ大統領が中国との貿易戦争の乗り出したとき、ソロス氏は満足していた。手遅れになる前に中国には戦いを挑まれる必要があり、トランプ大統領は正しい方向に一歩進んだと受け止めたからだ。しかし、ソロス氏は大統領のその後の行動に失望したという。もっと強硬な姿勢を取るべきだったのに、自身の政治的な欲望がトランプ大統領を譲歩により応じやすくしたと同氏は述べた。
(同上)

意外ですね。私たちは、「トランプさんかなり過激」と思っていますが、ソロスさんは、「まだまだ生ぬるい!!!もっとガンガン叩け!」と主張している。

では、アメリカは、どう動くべきなのでしょうか?

では、アメリカはどう強硬手段を取り、習国家主席が進めるこの閉ざされた社会のひどい計画の実現を阻止できるのだろうか?ソロス氏は自身のアイデアを示した。
(同上)

ソロスさんは、「大戦略」を語ります。

まず第一に、ソロス氏は目下の貿易戦争を対中国のみにしぼるべきだと言う。今はいろいろな国を公平にターゲットとしているように見えるが、ソロス氏は、トランプ大統領は他の国については全て忘れるべきだと主張する。
(同上)

中国のみにしぼれ!

嗚呼、戦略的言葉。

昔からの読者さんは、「RPEと同じことをいっているな」と気づかれたことでしょう。RPEでは、「トランプさんは戦略的な人物ではない」と書きつづけてきました。なぜ?彼は、中国と覇権戦争を開始した。その一方で、味方である欧州を「NATO問題」などでいじめた。結果、欧州は、ロシア、中国側に接近している。

イラン合意から離脱したことで、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、イランを一体化させてしまった。ロシアとは「ロシアゲート」で和解できず、最重要の同盟国日本とも「貿易戦争開始」をネタに脅迫する。とにかく彼が動くたび敵が増えていく

本来なら、アメリカは全世界を味方につけ、中国を叩きつぶさなければならない。ソロスさんも、同じように、トランプさんの戦略のなさを嘆いています

第二に、知的財産の盗用などで最近非難を浴びている中国企業のZTEやファーウェイには、アメリカは断固とした対応を取るべきだとソロス氏は言う。同氏はアメリカ政府に、これらの企業を厳しく取り締まってほしいと考えている。
(同上)

これって、安保の話ではありますが。その一方で、「中国をハイテク市場から追放してしまえ」それで「中国経済を破壊してしまえ」ということですね。

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