読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回の質問、「突然死に対してどのような備えをしているか?」に対する永江さんの回答は、以前「お墓も葬式も不要」と語った人らしいものでした。
もし突然死した場合、どんな備えをしているか
Q.
永江さんは、自分がある日突然死んでしまった(あるいはそれに近い状態になった)ときのために、ご準備されていることはありますか?
先日、カナダの仮想通貨取引所の創業者が突然亡くなって、大騒動になりましたよね。あのニュースを見て、私は他人事に感じられませんでした。というのも、私も規模は小さいですが会社を経営していまして、従業員は奥さん一人だけですがおります。私しか把握していないことも少なからずあるので、私が突然死んでしまったら、会社の口座だとか、顧客への連絡だとか、クラウド上のデータだとか、その他諸々困ることがあるだろうなと思っています。
永江さんならきっと何かされているに違いない!と思っています(笑)。参考までに今されている備えを教えていただければ幸いです。
永江さんからの回答
いや、死んだ後の備えなんて何もしてません。ぶっちゃけ自分がいなくなる=世界がなくなるのと同義語なので、その後どうなろうが知ったこっちゃないよ的な考えです。
家族には一応PCのパスワードくらいは伝えてますが、クライアントの連絡先なんて一件も教えてないので有事の対応はアシスタントの由良さんに頼むしかありません。w
もちろん大病をして瀕死の状態になったら終活について考えると思いますが、何もないうちから突然死のことを考えてたら生きていけません。例えば東京にいつ直下型地震が来るか毎日ビクビクしてたら何も出来ないですよね。
先日も「お墓も葬式も不要」と回答しましたが、自分の力の及ばない死後の世界について考えるより、今に全力投球した方がよっぽど有意義だと思います。
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