軍事アナリストが「他山の石」とした東京新聞・望月記者の無反応

 

まず依頼状を郵送し、同時にFacebookのMessenger機能を使って依頼状を添付したわけです。

Messengerがすぐに既読となったので、目を通してもらったのだと思っていました。ところがいつになってもレスポンスがありません。そこでもう一度、「難しそうですか」とメッセージを送ってみましたが、これにも返信はありませんでした。

最初のメッセージには依頼状を郵送してあると記しておいたので、何かのトラブルがない限り、郵送した依頼状を目にしているはずです。しかし、返信はありませんでした。

そこでSNSの怖さの問題が浮上してきます。レスポンスの有無について、発信した側の人間がどのように感じるかという問題です。

私自身は、悪いほうに受け取らないというのが主義ですから、何かトラブルでもあってメッセージも郵送した依頼状も届かなかったのだろうと思うことにしています。うっかり忘れたのかもしれません。

しかし、それでもメッセージが2度とも既読となり、郵送した依頼状にもレスポンスがないとあれば、イエスかノーかくらいの返事がなければ人間性や社会人としての未熟さを疑われるだろうと、自分自身を振り返って肝に銘じたわけです。自分がその立場に置かれたら、相手を待たせることなく、直ちに可否を返信するよう、今後も心がけたいと思いました。

望月記者がどのような人物か、会って話してみなければ、レスポンスがなかったことだけで決めつけるわけにはいかないとは思いましたが、自分がそんなことにならないように、うっかりミスを含めて気をつけようという、貴重な教訓をもらったことについて感謝したいと思っています。(小川和久)

image by: metamorworks, shutterstock.com

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地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流ビジネスマンとして世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せない。

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