中国に住む日本人が語る、日本を引き離す「労働力不足解消法」

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人手不足が叫ばれ、海外からの労働力を引き込もうとしている日本。対して、お隣の中国の労働力確保術は全く違う方向で進んでいました。今回の無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』では日本人著者で上海在住のジンダオさんが、たった一枚のカードで負荷を分散している中国の現状を紹介しています。

たった一枚のカードと侮るな。日本を引き離す中国の労働力解消術

中国と日本の少子高齢化の労働不足の対応策って大きく違っているんだな、と中国で仕事をしながら日本のニュースを見ていると思ってしまいます。今回は中国の労働力対策の一つの政策をご紹介。

個人的には労働力対策の一つのキーポイントは自動化や単純作業の分散。もちろん根本的な運用の改善や作業廃止などもありますが。

中国人で戸籍があれば全国民が持っている「身份证(shēn fen zhèng・身分証)」。このカードも14億の人口を抱える中国の労働力軽減に一役立っています。

日本にもマイナンバーと呼ばれる類似するカードがありますが、中国と違うのは現状でいうとそこまで利用価値が高くない点。今後は健康保険証と連携するという話や銀行口座開設で必要だったり納税申請で必要などの利用方法もあり、今後は増えていく方向のようです。

しかし運転免許書やパスポートなど身分証明として使えるのに、意外とマイナンバーは身分証明として制限があり、少々頼りない感じもします。

所変わって中国の身分証。この一枚のカードを無くすとカナリ一大事。中国の身分証は銀行口座の開設高速鉄道のチケット購入・乗車前の本人確認飛行機チケット購入・搭乗手続き国内)、不動産購入時など生活に密着するシチュエーションで必須のアイテム。

この身分証は現在「二代身分証」という表示となりICチップが内蔵され、個人情報や指紋情報が登録されているようです。

この身分証には本人を判別する18桁英数字情報があり、今まではチケット購入時に窓口スタッフが全ての番号を手入力していました。考えてみてください。窓口に並んだ大人数の18桁を毎回入力する作業。無駄ですよね。

関連記事「身分証の番号の羅列はどんな意味?身分証【身分证】

現在の二代身分証はカード内にICチップが内蔵され、カードを専用機器に置くと読み取るので手入力要らず。たった18字程度の文字と思われるかも知れませんが、14億人いる中国。いつも行列だったチケット交付がスピーディーに。

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