中国で増える電気自動車を見て感じた、日本車メーカーの暗い未来

 

調べてみると電気自動車は既存のガソリン車に比べエンジンがモーターに変わるため、大幅に部品数が少ないそうです。過去のまぐまぐニュースの嶌信彦さんの記事「部品点数は一般車の半分以下でOK。電気自動車が起こす新産業革命」によると、部品数3万点が半分以下で済むのだとか。確かにエンジン、変速機、クラッチなど不要になっちゃいますもんね。

自動車メーカーは各サプライヤーの仕事を確保する。そんな関係性があるのかも知れません。もし仮に電気自動車に大きく製造数を切り替えると、電気自動車で不要になるパーツ製造担当のサプライヤーは仕事が無くなる可能性が。

そんな互いの関係性をどう解消していくか、という対処法を考えている間に、今まで自動車メーカーでなかったようなBYD的なメーカーが電気自動車を製造開始して、徐々に中国の自動車業界の覇権を握っていくのかも知れません。

スマホが登場する前は日本のメーカーも携帯販売のシェアを握っていましたが、スマホが登場してから日本メーカーが数えるほどになってしまったのと同様自動車についても同じ道をたどるのでしょうか。

私が子供の頃はミニ四駆なるモーター車が爆発的に流行っていました。ミニ四駆を扱う漫画の中でミニ四駆を大きくして実際に子供が乗車する描写があったのを覚えていますが、30年以上経過して本当に電気とモーターで走る車が市販され街中を走るようになるとは。夢っぽい話でも技術の進化で実現してしまうんですね。

image by: 今すぐ!中国語

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