読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、「仕事自体向いていないのではないかと思い始めた」という読者からの質問に、「好きなこと、楽しいことがないなら、嬉しいと感じることは?」と、向いている仕事の探し方についてヒントを示しています。
自分に向いている仕事を見つけるには
Q.
永江さんのブログやnoteはいつも拝見させていただいています。せっかくなので質問を送ってみようと思います。
「向いている仕事を探すシミュレーションの記事」を読んで、自分が何を求めているのか、楽しいと感じるのか等考えてみているのですが、あまり思い浮かびません。
仕事自体向いていないのではないかとも思うのですが、だからと言って給料の安いフリーターや派遣で楽に生きると、将来どこかで詰むだろうというのも分かっています。
永江さんはどういう時に自分の求めている物はこれだ!と認識されますか?ご教授頂けると幸いです。
永江さんからの回答
何に対しても興味がない人って一定数いますよね。例えば若い人で「将来何をしたいか分からない」と言って、とりあえず名前の通った企業に片っ端から応募して玉砕する人など後を絶ちません。
上記のブログはそんな人達に向けて書いたのですが、好きなことを考えようと言っても、寝て食べて遊ぶだけが楽しいと言う人は何の仕事も出来なくなってしまいます。
一つ方法を挙げるなら「自分がどういう時に嬉しいと感じるか」の優先順位をつけてみてはいかがでしょうか。
お金を手に入れた時、人から感謝された時、自分のスキルが上がった時、やったことが目に見えて形になった時など、いくつか書き出して順番をつけてみるんです。
そこでお金が一番なら金融系が向いているし、ありがとうと言われて嬉しいならサービス業、自分の能力がアップした時にやりがいを感じるなら学者やスポーツ選手、仕事が形になって現れることなら土建業など、少しずつ方向が見えてくると思います。
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