使ってみたら超便利。ウーバーイーツの利点とこれから生じる問題

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一般人が空き時間を活用し配送受注する新企業、Uber(ウーバー)は5月10日、ニューヨーク証券取引所に上場を果たし、益々注目を集めています。そんなサービスを実際にプライベート利用した上で、その利便性を評価するのは、ジャーナリストとして数々のメディアで活躍中の嶌信彦さんです。嶌さんは自身の無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の中で、ウーバーの先見性と、解決急務な人材構造上の問題を記しています。

都市部で拡大ウーバーイーツ

今年のゴールデンウィークは、私達夫婦と娘夫婦、4歳の孫娘と5人で連れ立って都心のホテルに2泊し、のんびりと過ごした。10連休で家に閉じ篭っているのは能がないし、海外や地方の旅行は人がいっぱいで疲れる気持ちが先立ち、結局都内のホテルで休養することにしたのである。幸いポカポカ陽気で過ごしやすく、小さなテントを持って増上寺隣の芝公園に出かけた。公園は家族連れや若い男女たちでいっぱいだった。

昼時になって食事をどうするか、となった時、娘夫婦が、初めてだがUberEATSウーバーイーツ)を頼んでみようということになった。これは、登録したアプリからサンドイッチや飲み物サラダなど数種類を注文すると30分以内に届けてくれるというものだった。

ただ、その公園では芝生のあちこちにテントが張られ、ビニールシートに車座になったりとグループがいっぱいで、おそらく数百人はいただろう。そんな大勢の人出の中ではたして食事を届けることができるのか、と懸念した。また、一体この広い公園でどうやって受け渡しを行なうのだろうという興味も沸いた。どうやらGPSを利用した地図で大体の場所を探り当て近くに来て探し出せない時は電話で連絡してくるようだった。

15分もすると配達員が店を出て公園に向かっている道筋が携帯上の地図に反映され、動いている状態も手に取るようにわかった。

問題はこの公園の大勢の人の中からどうやって注文主を見つけ出すかという点だ。相手は自転車に乗り黒いTシャツを着ているという情報だったので公園近くの道路を見ていると何台目かにそれらしい人物が現れた。私達がそばに行くと、注文品を持った若者が本当に30分以内に注文通りの品を10品ほど届けてくれたUberウーバー)はタクシーを呼ぶ時によく使うと聞いていたが、この時はウーバーイーツの便利さをよく感じ取れた

支払いは距離に応じた運び賃400円ほどと品物代がカード決済される仕組みで、現金の受け渡しが無いのも特色だった。

ウーバーは10年前にアメリカのサンフランシスコに設立された会社で正式には「ウーバー・テクノロジーズInc.」といい、2018年の売上高は113億ドル(約1兆3,000億円)だ。トヨタ自動車(トヨタ)と自動車部品大手のデンソーが6億6,700万ドル(約750億円)、孫正義社長率いるソフトバンクビジョンファンドが3億3,300万ドル(約370億円)、計10億ドル(約1,100億円)を出資し、自動運転技術を活用したライドシェアリング(相乗りサービス)の開発を推進すると4月19日に発表した。さらに、トヨタは共同開発の関連費用として今後3年間で3億ドル(約340億円)を追加する方針も明らかにしている。

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