暖かくなるとダニの活動が活発になり、散歩や外出から帰ってきたペットの体に付いていることがよくあるようです。そこで、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生が、自宅ですぐにできるダニ除け液の作り方と使い方、さらには虫除け用のバンダナの作り方も教えてくれました。愛犬愛猫をダニで苦しめないためには、しっかり観察してあげることが大切なようです。
お酢を使って「ダニ」を除去しよう!
暖かくなると「ダニ」が増殖する時期です。散歩をしたり、原っぱで探検をして帰宅すると付いてきます。家庭でできることがあります。それは、ご家庭にある「お酢」なんです。お伝えしたいと思います。
1)家庭で簡単に作れる「お酢」を使ったダニの除去の方法
<作り方>
- 「酢1:水1」の割合で混ぜます。
- 100円ショップで売っているお化粧品のスプレーに入れます。
- 身体に直接スプレーします。
これだけです。あとは、ダニが自然に離れるのを待ってから取ります。その時、無理矢理取らないこと。ダニの口だけが残ってしまうと、そこからまた増殖の可能性があります。身体の中で潰さないこともポイントです。黒っぽいダニがきちんと離れるのを確認してから取り除いてあげてください。
あとは、酢のスプレーが目や鼻に入ると痛がりますので、顔周辺にはコットンを当ててあげてから、スプレーしてあげてくださいね。
2)手作り、簡単「虫除けバンダナ」の作り方
虫除け用ですが簡単に作れます。
<作り方>
- 水大さじ3にラベンダーの精油3滴を混ぜます。
- スポイトなどでポトポトとバンダナに落とします。
- 首に巻きます。
ラベンダーは虫が嫌がる匂いなので効果があります。ただし、犬猫によっては嫌がる子もいるので様子を見ながら試してあげてくださいね。
まとめ
大切なことは、犬の体をいつもよく観察することです。そして、ダニがついていたら早期に対応すること。基本的にダニが寄生しないことが一番です。
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