探偵が調査。いじめで部活を休退部しても内申書には響かない事実

 

編集後記

ガイドライン破りが目立ちます。これは、どの問題でも同じです。

例えば、無給で働いている医師が50の医療機関で2,000人を超えるという「無給医」問題がニュースになっていましたが、実際はもっと多いといいます。

文科省や厚労省などが調べに入る前に、フルタイムで休みが無いのに、1日だけ勤務した明細にしてカタチの上では無給では無いようにする不正行為が横行するなど見せ掛けが横行しているのです。

学校の部活動においても、平日は2~3時間程度の活動、週に2日間の休養日とあれば、それギリギリで活動を決めているなどガイドラインが数値を示せばそれに合わせるといった独自性のない対応が取られていたりします。

ガイドラインはその策定にあたり目的があるわけですから、その目的を実現するために運用されていないものは問題化するのが改善の第一歩と言えます。

もう一方で、部活動の大前提は、生徒の自発的な活動ですから、生徒たちに目標があったりすればそれに合わせて数値的な問題は調整されるべきです。

ブラック部活や顧問不在が多く放任されている部活では、いじめについての報告が多いと書きましたが、あくまでこれは私の実感に過ぎません。そこまでの統計はないと言えますが、こうした部活は即座の改善が必要です。学校が自主的に改善できないのであれば、保護者が声を大にすべき問題です。それができないならば、その関係保護者もブラック部活に加担したということになります。

私は以前から、子どもらのいじめは子どもたちがモンスターなのではなく、大人社会の歪みが全ての原因だと表明しています。まさに、その通りなのではないでしょうか。

そして何より、内申点を人質にとり、いじめがある部活動を続けさせるということは絶対にあってはならないことです。内申点に部活動での退部や休部は影響しません。それよりは、授業態度や提出物、今では活発は発言やいわゆるアクティブラーニングの要素がより評価されるので、勉強の方を頑張った方が効率が良いと言えます。例えば英検をとるとか、勉学につながる資格試験などを頑張った方が良いのではと思うのです。

ただ、クラスでいじめがあり、授業がまともに受けられないとか、それに対して担任の対応が極めて疎かというのは大きな問題です。クラス内でカーストがあるとか、あってはならないことなのです。

いじめがある場合の評価(内申)はどうするのか、そうした指針も文科省には検討し、公開、周知してもらいたいと思います。

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image by: Shutterstock.com

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
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