経産省「軍事転用の恐れなければ韓国への輸出許可」にネット賛否

2019.07.19
by gyouza(まぐまぐ編集部)
1024px-Keizaisangyosho1
 

半導体の原材料などで韓国への輸出規制を厳しくする措置をめぐって、韓国側は強い反発を示す一方、日本の経済産業省は輸出を禁じるいわゆる禁輸措置ではないとして、軍事転用のおそれがないことが確認できれば、速やかに輸出許可を出す方針だと、NHKニュースが18日に報じた。

NHKの報道によると、日本政府は半導体の原材料など3つの品目について、韓国への輸出規制を厳しくし、企業が輸出する際、契約ごとに経済産業省に申請し、許可を受ける必要があるとし、申請の受け付けは7月4日から始まり、すでに輸出する企業から提出された書類をもとに、詳しい出荷先や使用目的などの審査が進められているという。審査の期間は、輸出する企業への聞き取りなども行うため、標準で90日程度かかるとしたが、経済産業省は日本企業と韓国企業の双方の管理体制が適切で、軍事転用のおそれがないことが確認できれば、速やかに許可を出す方針だという。

経済産業省は、輸出を禁じるいわゆる「禁輸措置」ではなく、民間の取り引きを意図的に妨げることはしない姿勢を強調しており、軍事転用を防ぐ貿易管理を適切に進めていく考えだとした。

世耕経産相も18日、ツイッターで以下のように投稿している。



この方針を受けて、日本のTwitter上では、「経産省ビビった?」「ヘタレかよ」「政府はバカか」「最初から規制でも禁輸でもなかったんだよ」「参院選に影響するぞ」など、さまざまな意見が投稿されている。

Twitterの反応

























※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: NHKニュース

image by:  [CC BY-SA 3.0], ウィキメディア・コモンズ経由で

print
いま読まれてます

  • 経産省「軍事転用の恐れなければ韓国への輸出許可」にネット賛否
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け