そしてもう一つ。大きく変わったことに“虫歯”の考え方があります。
以前は、赤ちゃんの離乳食や、大人が食べている物を欲しがった時、親が噛み砕いで子供に与える事が一般的でした。ところが今は、その「大人が噛み砕いて子供に与える」事で大人の虫歯菌が子供に移り虫歯になる…という事が分かってきました。ですから大人が噛み砕くどころか、スプーンも、箸も分けている…と言われる若いママも少なくありません。
そのように「昔の常識が今の非常識」となっていることが多くて、それを知らずに「こうするもんだ」と押し付けられると、お嫁さんとしては困ってしまいます。
又、現在、アレルギーを持っているお子さんも多く、卵・牛乳・小麦・エビやカニ・そば・ナッツなど、知らずに与えてアレルギー反応を起したり、酷ければ生命の危機に及ぶこともありえます。このように20年~30年前には、普通だったことや正しいとされていたものが時代の変化や長年の研究で変わっている事が意外に多いのです。
その為、「母子手帳」ならぬ「祖父母手帳」という冊子が市町村で発行されたり、書籍になって販売されたりしていますので、それらをお読みいただくのもよろしいかと思います。
と…いくつかトラブルの元になりそうな事をお話しさせて頂きましたが、やはり大前提として「一歩引いていただく」事。そして笑顔で迎え、時にはお褒め頂くことが、お嫁さんと良い関係を作る基本になってくると思います。
「お嫁さんと仲良くしたい」というお気持ちがあれば、きっとできると思います。
せっかく息子さんのパートナーとなって下さった方ですから、是非、良い関係を築き仲良くなさってくださいね♪
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