若いお母さんが困っている、お姑さんこれだけはやめてベスト3

 

まずそこの「一歩引いてほしい」を前提に、よくあるトラブルを3つほどお話ししますと、

1.こちらの都合を分かってくれない

お嫁さんが嫌がる事で、よく頂くご相談が「こちらの都合を分かってもらえない」です。

例えば「孫の顔を見せて!」と突然家に訪ねてこられたりしたら(お嫁さんは嫌な顔はされないでしょうが)実は、とても迷惑なんです。

子育てで忙しかったり、ご夫婦ともに働いている場合は、家の中が散らかっている事も有ります。誰でもそうですが、そんな状態を見られたくはありません。特に気を使っている“旦那さんのご両親”には、その気持ちを強く持っておられます。

それに突然の訪問であっても“旦那さんのご両親”が来られるとしたら何の対応もしないわけにもいきません。もちろん門前払いなどできっこありません。結果、一日のスケジュールが狂ってしまいやりたかったことが全くできない、って事になってしまいます。

ですから、たとえ息子さんの家であっても、訪問は本当に気を使って欲しいし、伺う前には必ず前もって連絡を入れてほしい。そしてお嫁さんが「都合が悪いんですと断れる雰囲気を作ってほしいと思います。

もしお嫁さんにOKをもらったとしても、あまり頻繁に顔を出すと、お嫁さんは子育て以上に気疲れしてしまい、とても大きなストレスなんですね。今まで頂いたご相談でも、毎週毎週、ご主人のご両親が週末に訪れてぐったり…という内容がありました。

ご両親からすると「毎日でも行きたいところを、週一に我慢している」そうなのですが、毎週毎週、週末に訪れる…というのは「ご自分たちの都合しか考えていない」としか思わざるを得ません。もし自分がお嫁さんの立場だったらどうか?という事を考えてほしいのですね。

2.お菓子やおもちゃを買い与える

そして、次によくある相談が「お菓子やおもちゃを買い与えすぎる」という内容です。

小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、子供がなかなかご飯を食べてくれない…という事も悩みの種です。お菓子やおやつなどは喜んで食べるのに、三度の食事はなかなか食べない…そんな子供にお母さんはバランスの良い食事をどうやって食べさせようか?といつも頭を悩ませています。

なのに孫のせがむままお菓子を買ってあげたり「いつも我慢しているんだからたまにはいいでしょ~」なんて、お菓子を与えられると…お母さんとしては「せっかく毎日努力しているのに!」って日々の努力に虚しさを感じてしまいます。

又、おもちゃについても同様で、多くのお母さんはおもちゃを制限することで「物を大切にすること」や「我慢すること」を教えたいと考えています。ですから、おもちゃは計画的に与え、子供が「ほしい~!買って~!」と泣き喚いても、心を鬼にして今日は我慢だよと姿勢を貫く努力をされています。

そうやって日々、子供との攻防があるなかで、お爺ちゃん・お婆ちゃんが孫のせがむままに、おもちゃを買い与えたりしたらどうでしょう?お母さんは「せっかく今まで我慢させていたのに…」とガッカリしてしまいますよね。時間を掛けて物の大切さや、我慢を教えようとしていたのですから、その落胆は小さくないのです。

ただそうは言っても、たまに会う孫の嬉しそうな顔を見たい気持ちもわかります。ですから、もし何かを買ってあげたいとお考えならば、お嫁さんに一言「買ってあげてもいい?」と聞いてください。

お嫁さんからOKが出れば、買ってあげてくだされば結構ですし、NGであればその時は我慢して頂いて、後でお嫁さんに「おもちゃを買う時に使ってと現金をお渡しくだされば何より喜ばれます(^^)

3.指摘・否定される

そして3つ目の最後として、お嫁さんが感じる「困った」は、「今の子育てを否定して過去の子育て法を押し付けられる」事です。

もちろん様々な事に口出し(指摘)をされたり、「そうじゃなくて、こうやってみたら?」など、聞いてもいないのに無用なアドバイスをされたら誰でもがウンザリしますが、正しいとされてきた子育て法が今は間違っているのにも関わらず「こうなのよ」と言われることに若いママ達は悩んでおられます。

典型的な事として「抱っこ」があります。以前は「抱き癖が付くから抱っこはやめなさい」のように言われていました。「抱っこしてほしいから泣くんだ」「泣かせない為には抱っこをしない」との考え方ですね。

でも今は「泣くのなら抱っこして安心させてあげて」「お母さんのぬくもりで安心感を感じさせてあげて」という考えが主流です。私自身も「抱き癖が付くから抱っこはやめなさい」には大反対ですが、いまだに「抱き癖が付く」と言う人がいる事に驚きます。

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