国連のアントニオ・グテーレス氏は、6月5日の「世界環境デー」にメッセージを発表し、「世界人口のおよそ10人に9人は、世界保健機関(WHO)の空気質ガイドラインを超える大気汚染物質にさらされている。これによって毎年約700万人が命を失っている」と警告。
大気汚染物質の中には、地球温暖化の原因となっているものも多くあるため、大気環境を改善し、気候変動に対処する行動を促しました。
日本では1990年代、環境問題への関心が高まり、各メディアが連日連夜取り上げていましたが、今はどうでしょうか?
6月に長野県軽井沢町で行われたG20のエネルギー・環境関係閣僚会合でも、海洋プラスチックごみの対策で進展があった一方で、気候変動問題では目立った成果はありませんでしたね。
ふむ。米国への気遣い?でしょうか。
日本の温室効果ガス削減技術は世界的にも優れ、日本が存在感を表すことができる数少ない分野です。今回取り上げたような内容を、メディアはもっともっと発信して欲しいです。
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※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年8月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
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