NYCマラソンが障がいを持つランナーに優しい訳と支援団体アキレス

 

日本にアキレス支部ができたのは、1995年。1995年(平成7年)は、阪神・淡路大震災が起きた年。死者は6千名を超え、負傷者は4万人超。説明するまでもなく非常に大きな震災だ。この悲しいニュースを聞いたディックさんは、神戸市から障がい者をNYCマラソンに招待(2名が参加)したのである。

そして同年8月、代々木公園で第1回目の練習会が開催。12月には、日本のアキレス初のイベントとして『阪神淡路大震災チャリティー6時間走』を開催。障がい者40名を含む112名参加したとのこと。

ディックさんという存在なしではもしかしたら今のようなアキレスはなかったかもしれないし、日本から障がい者ランナーが数多く参加することはなかったかもしれない。それだけディックさんの様々な人への影響や功績は大きい。

ちなみに今でも東京のアキレス支部の練習場は代々木公園で、月に何度か練習しているのでご興味ある方はぜひアキレス・ジャパンに問い合わせてみると伴走の手助けができると思う。

障がいを持っていたとしても足の速さは関係ないので、ものすごく足の早い選手もいれば、ゆっくりの方もいる。様々な速さに対応できるように一緒に走ってくれるボランティアは多い方が良い。

ご参考:
アキレス年表

image by: Glynnis Jones / Shutterstock.com 

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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