香港でも嘘をつく中国。怒った英も参戦する米国覇権戦争の情報戦

 

ナチについて負けた日本は、中国についてまた負ける!?

1939年9月1日、第2次世界大戦がはじまりました。それから1年後、1940年9月27日、日本は、こともあろうに、ナチスドイツ、イタリアと「日独伊三国同盟」を結びます。それから80年後の2019年、今度はアメリカと中国の覇権戦争がはじまっています。

日本は、いままでずっと「戦勝国側」にいました。ところが、なぜか「米中覇権戦争」がはじまった直後から、敗戦国になることが確実な中国に急接近しています。

日本は、第2次大戦がはじまった1年後、ナチスドイツと同盟し、必然的に敗北しました。日本は、米中覇権戦争がはじまった1年後、ウイグル人100万を強制収容している国のトップを国賓として招きました。「歴史は繰り返すよな~」と思えるのは私だけではないと思います。

私たちは、日本政府が、「またバカな決断をして、また敗戦国になるのを阻止しなければなりません。ユダヤ人絶滅を企てたナチスドイツの同盟国になるのは愚か。ウイグル人100万人を強制収容している中国のトップを国賓としてくのは愚か

安倍総理は、2015、2016、2017年まで非常に立派な外交をされてきました。日米、日ロと強固な関係を築き、世界一の戦略家ルトワックさんからも、「安倍総理は稀に見る戦略家だ」と絶賛されていた。ところが、米中戦争がはじまった2018年から中国に急接近し、日本国を間違った方向に導いています。

安倍総理は、「日本をまた敗戦させた残念首相」として歴史に悪名を残すのでしょうか?それとも、「敗戦国だった日本を戦勝国に転換させた偉大な総理」として歴史に名を残すのでしょうか?今、総理も日本国も、歴史的な岐路に立たされています。

image by: Alexander Khitrov / Shutterstock.com

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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