小4男児が数学検定1級合格。「YouTubeで学んでいる」に驚きの声

2019.12.10
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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公益財団法人の日本数学検定協会は10日、今年10月に実施した実用数学技能検定で、兵庫県西宮市の小学4年安藤匠吾君(9)が理数系大学の卒業レベルとされる1級に合格したと発表したと、共同通信神戸新聞などが伝えた。2018年、小5の11歳で合格した高橋洋翔君の最年少記録を塗り替えたという。ネット上ではこの快挙に驚きの声が多数挙がっている。

神戸新聞よると、数学検定は1992年に始まり、年3回実施。同協会からの話として、1級は出題範囲が解析分野や線形代数、確率統計、アルゴリズム(計算手法)の基礎など幅広く、全て記述式で解答するという。1次と2次に分かれ、2018年度の年間合格率は5.7%だった(共同通信によると、今年の合格率は14.4%)。また、匠吾君は幼稚園で九九を自分でマスターし、四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)ができるようになっていたとしている。共同通信によると、同協会の話として、匠吾君は7歳ごろから数学検定への合格を目標に学習を始めたという。そして、「学んだ数学の知識を生かして、地球温暖化を止める研究など世の中の役に立てるように貢献したい」とコメントしている。神戸新聞によると、現在は数学検定対策塾のオンライン指導や、授業の動画を制作、公開する「学習系ユーチューバー」のチャンネルを見て学んでいるとしている。

この快挙について、日本のネット上では、「こういう子を大切にしないと」「日本にも、こんな天才がいたんだな」「ユーチューバーも役に立ってるんだな」などといった意見が多数投稿されている。

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source: 共同通信神戸新聞

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