「中国製造2025」や「一帯一路」などについて、最近、あまり習近平は口にしなくなりましたが、政治外交までうまくいかなくなった証明です。香港の反中デモの長期化もそのひとつでしょう。
20世紀に入ってから、中国は激動に次ぐ激動が起こりました。国体変更だけでも、辛亥革命をきっかけに、半世紀以内に帝国から民国、そして人民共和国へと変わりました。
しかも、毛沢東とトウ小平の時代ではやはり国体が異なります。毛沢東時代の人民共和国は左の全体主義としての社会主義社会建設でしたが、トウ小平以後は右の全体主義であるファシズムとなり、赤い資本主義とまで言われます。
習近平時代はどう見ても「伝統への回帰」という一言につきます。「中華民族の偉大なる復興」というチャイナ・ドリームが、まさしくそのシンボルです。
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※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年12月11日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込660円)。
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