なぜ接客のプロは上手い人を真似る前に真似の仕方を研究するのか

shutterstock_1438984823
 

売れる販売員になるひとつの方法として、これまで何度か「成績の良い販売員の真似をすること」とのアドバイスを記してきた、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。とは言え、どこをどのように真似ればいいのか迷ってしまうものです。坂本さんは今回、自身の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、注目すべきシーンを具体的に挙げ、「真似をするポイントとコツ」を紹介しています。

真似の仕方を研究する

売れる販売員になりたいと思ったら、一番手始めにやるべきことは、「真似ること」だと過去にもお伝えしました。すでに売っている販売員の人の動きや仕草、そして接客の仕方を真似することで、自分に足りないものが何かを見つけることができ、そして、そのやり方を身につけられるからです。

とはいえ、真似をするにしても、人によっては、なかなか上手に真似られない人もいます。例えば、売っている販売員の接客トークを真似ようと思っても、全く同じような状況にいつもなるわけではありません。ですから、真似たくても真似ができないという人も中にはいるわけです。

そんな人ほど、真似の仕方をまず研究してもらいたいと思います。

私も、販売を始めてすぐの頃や、転職して、販売する商品が変わった際には、売っている人の真似を一からやります。ですが、先ほど書いたように、全く同じような状況にいつも持っていけるわけではないので、真似ようと思っても難しい場合もあります。

そんな時は、「どこを真似するか」を考えるようにしています。

例えば、お客様から“不安な言葉が出てくるような場合。いわゆるネガティブトークのことですが、お客様が、「こういう場合はどうしたらいいか?」「こんなトラブルにはどう対処すればいいか?」的なことを聞かれますよね。こういう場合、売っている販売員は的確にお客様の不安を取り除いてくれるので、販売に繋がりやすくなります

ですが、それを真似しようと思っても、出てくる不安が同じなわけではありません。だから、まずは、不安な言葉が出た際に、売っている販売員が、最初にどんな一言を言っているかを見ます。

そうすると、売っている販売員は、「こういう場合はどうしたらいいですか?」と聞かれた時には、「やはりご不安ですよねでも大丈夫なんです」「他のお客様も同じように感じられる方が多いのですが…」のような切り返しから入っていたりします。

売れない販売員だと、聞かれた途端に、「えーっと、その~…」「あ、そうですね…。それに関しては、う~んと…」みたいに戸惑いがちなので、余計にお客様を不安にさせてしまいます。

不安解消のためには、内容もそうなのですが、まず一言目の切り返し方が大事だったりするのです。

ネガティブトークへの対処は真似しにくくても、このような切り返し方なら、真似しやすいですよね。

これはあくまでも一例にしか過ぎませんが、真似をするのが難しいようなことでも、細かく見ていくと、真似しやすいポイントが眠っていることがほとんどです。それらの積み重ねをしていくことで、次第に、全体的なやり方が身についていき、それが自分のものとなって、オリジナルの接客へと繋がっていきます。

真似ることが難しいと感じている方は、真似の仕方について考えてみましょう。

今日の質問です。

  • あなたが今身に付けたい接客技術は、どんな技術ですか?
  • その技術について、誰かの真似をするとしたら、どんな真似の仕方をしますか?

image by: Shutterstock.com

坂本りゅういちこの著者の記事一覧

様々な接客販売業で日本一の売上を獲得した販売員がお伝えする販売力向上の秘訣!
「もっと売れる販売力を身につけたい……」「スタッフへの指導について勉強したい……」など、接客販売力を向上させるために必要な事を毎日無料で配信中。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 販売力向上講座メールマガジン 』

【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • なぜ接客のプロは上手い人を真似る前に真似の仕方を研究するのか
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け