国際労働機関(ILO)は20日、2020年に世界全体で失業者が250万人増える見込みだという報告書を発表した。朝日新聞、共同通信などが報じている。
【国際労働機関】若者の22%ニート
「ニート」が世界で2億6700万人に上り、この世代の人口の22%にも達していると指摘。若者は非正規雇用の比率も高く、特にアフリカでは95%に達している。https://t.co/nP7qAoqaxs— 産経ニュース (@Sankei_news) January 20, 2020
若者の22%はニート
驚いたのが、15〜24歳の若者の中で、仕事や職業訓練、通学をしていない、いわゆる「ニート」と呼ばれる人たちが、この世代の人口の22%を占めているという点である。若者ニートの人口は2億6700万人にものぼる。また、若者は非正規雇用の比率も高く、アフリカでは95%にも達しているとのこと。
2009年以降の失業率低下傾向ストップ
米中貿易摩擦による世界経済減速などを見込み、2020年の世界全体の失業者数は250万人増加で、失業率は2019年と横ばいの5.4%と予想。失業率はリーマン・ショック後の2009年から2018年まで低下傾向が続いていたが、改善が止まったとされた。
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