獣医師が教える。犬や猫が「発作」を起こした時にまずすべきこと

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ペットのために家庭でできるさまざまな工夫、ケガや病気から守る方法を教えてくれるメルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』。著者で獣医師の佐藤先生は今回、犬や猫が発作を起こした時に、飼い主がまず取るべき処置と、病院に連れて行くまでの時間にできることを伝えています。

犬や猫が「発作」を起こしたら…

人間同様、犬や猫にも脳や心臓に何らかの原因があったり中毒など様々な原因から発作を起こすことがあります。

発作の程度も顔面や体表面の皮膚がピクピク動く軽度の病状。突然倒れて強直したり、前後肢を前後して動かし、強い痙攣と共に排尿や排便をしてしまう、強度の病状の痙攣発作もあります。

病院に連れて行くのはもちろんのこと、病院に向かう時にできることをお伝えしましょう。

1)体をぶつけないようにタオルとクッションを使おう

発作で体をぶつけてしまうと他の部分を怪我してしまいます。そのようなことがないように、タオルやクッションなどを周囲に置いてガードしてあげましょう。

2)部屋を暗くしましょう

部屋が明るいと発作の刺激になる場合があります。あかりを少し暗くして刺激を減らしましょう。

3)動画を撮ろう

動物病院に連絡を入れ、動物病院へ向かう間、動画を撮っておくと良いです。獣医師の判断材料になります。

●まとめ

発作は長く続いたり、連続して起こると危険です。検査を受けて原因に合わせた治療や日常生活に気を使ってあげて下さいね。

image by: shutterstock

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satoutakanoriペットは言葉が話せません。痛い時も、嫌な事も飼い主さんたちに伝える事が出来ません。このメルマガでは、そんなペットたちと一緒に快適に過ごす為にはどうしたらいいのか?そして、家庭で簡単に応用できる知識までお伝えしていきたいと思います。病気以外の事も獣医の目線から発信していきたいと思います。

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