カネ目当てと習近平への忖度で新型肺炎を蔓延させた安倍政権の愚

 

なぜ私は、このメールを紹介しようと思ったのでしょうか?いくつかとても大切なことが書いてあるからです。

今のところはNZで感染者は確認されていません。公衆衛生上、ここの緊急外来での様子はゆるく感じられますが、それでも、NZはすぐに中国全土からの外国人の渡航を禁止していますし

NZで感染者が出ていない。それは、NZが「すぐに中国全土からの外国人の渡航を禁止した」からでしょう。なぜ、NZ政府にはそんなことができたのでしょうか?

政府はそういう真面目な納税者を守ることが一番に大切なのではないでしょうか?

そのとおりですね。NZ政府は、「国民の命を守ることが最優先課題」であることを理解している。一方日本政府は、「中国人の渡航を禁止すれば、金が儲からなくなって困るよな」「中国人の渡航を禁止すれば中国政府が怒るだろう。そしたら習近平は、訪日してくれなくなるのではないか」とか、「最重要でないものを上位におくこと」で国内の感染者を増やしているのです。

今はクルーズ船の寄港で爆発的に感染者数を増やしてしまっている日本ですが(乗客の方たちにはお気の毒な話です)、これが、特別なクルーズ船だけではなく、ふつうの空港を使う事によっても起こりうることということと認識すべきだと思います。

まさに。クルーズを閉鎖しても、飛行機からバンバン感染者が入ってきたら、まったく意味ないですね。

そして、そこからの2次感染、3次感染…。そんなことが起きてしまったら、オリンピックも開催なんてできません。

まさに。政府は、目先の金儲け、中国への忖度などを重視することで、オリンピック、パラリンピック開催すら危うくしていることに気づくべきです。だいぶ遅くなってしまいましたが、今日にでも「中国からの渡航禁止」「中国への渡航禁止」を決断していただきたいと思います。そして、中国から日本に戻りたい方は、「2週間隔離されること」を条件に、政府がチャーター機で、帰国させればいいでしょう。昨日までのことはどうしようもありませんが、今日何をするかが大事です。

image by: NAUFAL ZAQUAN / Shutterstock.com

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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