家庭教育のプロが教える「自信がない」と言う子の背中の押し方

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「自信がない」。子どもがよく使うチャレンジをしないことへの言い訳です。そんな子どもの背中を上手に押してあげるにはどうしたらいいのでしょうか?メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』著者の柳川由紀さんは、失敗を失敗と思わない捉え方が必要で、積極的な失敗が自信の種になると、偉人の言葉を例にあげアドバイスします。そしてもう1つ、他者との優劣比較を止める効果についても伝えています。

やりたいけど自信がない

Question

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娘はやりたいことがあるのにもかかわらず、自信がないからという理由でやりません。友だちが自信を持って何かをやっているのを見て、なおさら自分に対して自信が持てないようです。

失敗しても良いからやってごらん、と促しても重い腰を上げようとしません。(高2女子のお母様より)

柳川さんからの回答

自分に自信を持てずに一歩踏み出せない、悩み相談の中でも多い課題です。自信を持っている人は、これまで自分で行動を起こしてきた人です。また、行動して例え失敗してもそれを恐れなかった人です。

自信は行動の後からついてくるものです。失敗を恐れて行動を起こさなければ、自信も生まれません。

1.失敗は怖くない

失敗の捉え方を変えましょう。失敗を失敗と思わないことです。つまり「自分の能力が足りないから」ではなく、「準備不足だったから」と考えましょう。次に、準備万端にするにはどうすれば良いかを考えればよいのです。

そして、失敗することは、成功への試行錯誤だと捉えましょう。試行錯誤の段階なので、失敗は当たり前であり、失敗の数だけ学びや気づきが生まれ、それが自信の種になるのです。

トーマス・エジソンの言葉は有名です。

「私は一度も失敗したことはない、ただ一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」

2.プライドが邪魔して行動できない

「失敗しないこと」が優先なので行動できない、と言う人は、そもそも失敗すること自体が許せません。なぜ許せないのか、その素直な気持ちを自覚しましょう。

そのプライドが、これまで自分を守るために必要だったのでしょう。なぜ自分を守るために「失敗しないこと」が必要だったのか、そのプライドを捨てることから始めましょう。

3.本当にやりたいことか確認する

失敗を重ねても、悔しい思いをしても、何が何でも最後までやり遂げるぞ、という目標があれば失敗しても苦になりません。自分がやりたいと思っているのに自信がない、と言うならば、本当にやりたいことかを自分自身に問いかけ、確かめましょう。

  • 社会にどう役立つのか、
  • どんな意義があるのか
  • どれだけ情熱を注げるのか

家庭教育アドバイス…「他者と比較しない」

自信を持てない人は、無意識に他者と比較して自信を失います。例え自分よりも劣る点や欠点を見つけても、一時的に自分の劣等感を忘れられるだけで、自信を持つことには繋がりません。

他者と優劣を比較する癖をやめるには、他者の短所や欠点ではなく、長所や美徳を見つけることです。他人の長所を見つけることは、自分の長所に繋がります。これは心理学で「投射」と呼ばれる現象をうまく利用した方法です。自信をつけたい方は是非、試してみて下さい。

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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