「ついつい間食」にはワケがある。鍼灸師が教える理由別対処法

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お腹が空いているわけでもないのにもぐもぐ。家にいるとき、気づくと何か食べ物を口にしている。なぜかヒマにしていると食べてしまう。そんな「つい間食してしまう癖」にはいくつか理由があるようです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生が、理由に応じた対策を教えてくれました。

「ついつい間食」の対策

【ついつい間食】

  • 気が付くと口に物を運んでいる
  • ウッカリお皿の上のものを食べてしまう
  • ついつい間食してしまう

こうしたことに罪悪感を感じる人がいるみたい。こうした「ついつい間食」してしまうのには、ちゃんと理由があります。

【間食で暇つぶし】

暇だと「暇つぶし」に「食べる」ということで、その暇を埋め合わせることがあります。こんなときには、ノンカロリーのものを口にできるように「間食」を用意しておく。

たとえば、こんにゃくの田楽、なんていいですね。できれば温めてから食べるとよいです。

【冷えや疲れで間食】

カラダが冷えていたり、疲れているとエネルギー補給をしたくて、ついつい間食してしまうことがあります。血流が悪くなって下垂している腸の血行を促して、胃腸を引き締めることができると空腹感の予防がかないます。

こんな時おすすめなのが「昆布茶」。適度な塩分が腸の血流を促しながら体を温めてくれます。また「うまみ」の昆布エキスは、疲労感の回復に役立ちます。そして「昆布の粉末」は食物繊維の働きで、腸の運動を活発にして体内を温める一助となります。

もし、「昆布茶」を飲んでも空腹感を感じるなら、それは「まともな空腹」です。自信をもって甘いものを口に運びましょう。口に運ぶ「甘いもの」は「おむすび」が最適。

結びたての「おむすび」もおいしいですが、できれば一度冷めたものがよいです。冷めたおむすびは、でんぷんが食物繊維のような働きをしてくれて、腹持ちがよくなります。もしもし、もっと甘いものが欲しいなら、「あんこ」をつけた「おはぎ(ぼたもち)」がよいですね。

もしもしもし、これ以上甘い「チョコレート」や「ケーキ」などが食べたいようなら、それは「ストレス」が原因。「ストレスの原因」を取り除かないと、「間食」「過食」の習慣は簡単には治りません。ストレスを発散する自分らしい方法を編み出してみましょう。

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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【著者】 鍼灸師・のぶ先生 【月額】 660円/月(税込) 【発行周期】 毎週金曜日

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