治療する患者が選ばれる
NHKによると、感染者の増加が止まらないアメリカのニューヨーク市とその周辺では、病床や人工呼吸器、医師と看護師、医療従事者のマスクが不足。このままのペースで患者が増加し続けた場合、アメリカの各地で同時多発的に同じ状態に陥る可能性もあるという。2日時点で1万3915人の死者を出しているイタリアでは、一部の地域で重症患者が急増。患者全員分の人工呼吸器はなく、集中治療室の受け入れも限界に達するなど、医療体制が追いつかない。そのため、治療する患者を選ばざるを得ないという恐ろしい状態だという。
こうした医療崩壊は、近日中に日本でも起きる可能性がある。すでに5都府県は切迫している状態のため、今日は大丈夫でも明日はどうなるかわからない。「自分は大丈夫」と甘く見ず、一人ひとりがより一層気を引き締めていきたい。
Twitterの声
東京都は「ロックダウン」を決断すべきです。今日です。現状の患者の増え方は一意的でこれまでの患者選択、検査、コンタクトトレーシングでは抑え込めません。つまり現状維持では状況は悪くなる一方で、別の方針に転換する、プランBに移行する必要があります。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) April 2, 2020
自分もイタリアの医療崩壊に対して当初は検査をしすぎたからだと思っていたが、医師や人工呼吸器やICUが足りないってのは検査とは直接関係してないですよね。考えを改めようと思う。
— れごらす (@DukeLegolas) April 2, 2020
休校延長が難しいなら、自由登校にさせてください。今年は無かったことにしようよ。学校も単位関係なく勉強をすればいい。学費もなし。来年が2020年でいいじゃない。他国の現状は、日本の未来の姿だよ。医療崩壊してしまったら?してから考えるのは遅いんだってば #愛知県知事
— つぱき( ˙-˙ )一生ダイエット中! (@EVi0WooLJ0Hw8qH) April 2, 2020
新型コロナは検査で感染が確認されれば、軽症や無症状でも原則入院させている。
→これが、医療崩壊の原因になる。
医療崩壊の原因は、コロナウイルス肺炎ではない。コロナウイルス肺炎でなく、コロナウイルスに対する政策の問題。原則入院をやめれば、医療崩壊は起こらないと思う。 https://t.co/HnhqrF4Fpd— 令和の未来カエル (@chanmabou) April 3, 2020
こんなにソーシャルディスタンスが大事と言われていて、医療崩壊が懸念され、技術的にはオンライン診療は可能でしかもすでに採用している国はあり、医師と患者の健康を守ることができるのに、対面しか許されない理由に興味がある。どういうことなんだろうか。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) April 3, 2020
医療従事者の皆さんは通常の診察や治療に加えてコロナに対応しないとならない、コロナの患者が増えて本来受けられる医療が提供できなくなる事だけは避けなければ。経済だけの損失を考えるより、今自分が医療を必要としている患者であり、医療従事者である事を考えて感染者を減らす努力をするべきだよね
— 武井壮 (@sosotakei) April 1, 2020
緊急事態宣言って、爆発的な感染の拡大や医療崩壊を防ぐために出すものだと思ってたけど…
「全国的かつ急速なまん延が起きてから出す」ものなのか?
その頃にはもう手遅れじゃないのかなぁ…https://t.co/tu3IFPH4Rj— nana (@motop_karimen) April 3, 2020
医療崩壊してから緊急事態宣言を出したところで手遅れなんだけどな
— 力ッティ✟ (@2o_katty0513) April 2, 2020
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
source:朝日新聞、テレ朝news、読売新聞、時事通信、NHK、日経ビジネス
image by: faboi / Shutterstock.com