科学的根拠あり。もっとも感染症に掛かりやすい血液型は何型か

shutterstock_1675568431
 

科学的な根拠はまったくないとされる血液型占いですが、「感染症にかかりやすい血液型」と「血液型別の弱い感染症」があり、さらにそれらが科学的に認められていることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、そんな少々衝撃的とも言える真実を紹介しています。

ちがうということ(血液型のこと)

4重人格と言われるふたご座AB型の倉橋竜哉です^^;

「血液型と感染症の関係」について話していたのは、つい先程のことでして、今朝の朝5時会では、血液型の話をしておりました。

A型はまじめとか、B型は自分勝手とか、O型は情熱的とか、AB型は変態とか…血液型で性格を決めつけるような風潮もありますが、それはどうなのかな…と思う所は正直あります。

A型で不まじめの人もいるでしょうし、B型で空気を読みすぎる人もいるでしょうし、O型で消極的な人もいるでしょう。そんなに簡単に性格って決められるものではないんじゃないのかな、と。まあ、AB型の人はたいてい変態ですけどね。本人が言うのだから間違いないです(おいおい!)。

…それはさておき、血液型で性格を決めるのはどうかと思いますが、血液型によって「感染症のかかりやすさ」に違いがあることは科学的にわかっておりまして、血液型は、赤血球などの細胞の周りにまとっている糖の鎖(オリゴ糖)で決まるのですが、自分の血液型と似たような糖の鎖を持っている病原菌は、侵入を許しやすいということがあります。

「血液型だけで決まるわけではない」ということを前置きしつつ一般的に、O型の人は感染症にかかりづらく、AB型はかかりやすい傾向があります。そして、

  • O型は、ペスト、コレラ、大腸菌に弱い
  • A型は、天然痘、肺結核、マラリア、ノロに弱い
  • B型は、肺結核、肺炎に弱い
  • AB型は、梅毒、天然痘、肺炎に弱い

と言われています。最近猛威を奮っているあのウイルスと血液型の関係も、すでに調査結果が出ています。

繰り返しになりますが、血液型だけで決まるわけでなく、諸説ありますので、あまりこの分類に囚われすぎないほうがいいと思います。

それよりも、生き物は「血液型」という多様性を持っておくことで、ある特定の病原菌が猛威を奮ったとしても、それぞれに強い個体、弱い個体がいることで、「種」として生き残る確率を高めている…というのが面白いな、と思いました。

たとえば、日本人はA型の人が多いから、みんながA型だったら輸血とか便利なのに…なんて思う人もいるかもしれませんが、仮にみんながA型になると、特定の病原菌が蔓延して、一気に全滅しかねないわけです。

みなが同じではないこと、「多様性」とか「ダイバーシティ(Diversity)」と言われることありますが、血液型を調べてみると、多様性というのは、「強さ」なのだなと改めて感じます。逆に同一性が高まるほど、環境の変化に一網打尽でやられてしまう可能性が高くなります。

多様性を容認する風潮とは逆に、「同調圧力」みたいなものが生まれることってありますよね。他と違う人に対して攻撃的になったり、個人的なことなのに、なぜか世間に謝罪を求める風潮が生まれたり

私が個人的に書いている、この小さなメルマガですら「〇〇について書け」「〇〇を拡散しろ」とか「もっと世間の流れに合わせなさい」というようなメッセージが届くことがあります(ご期待に添えずゴメンナサイ)。

世の中の風潮が息苦しくなればなるほど、そんな同調圧力が強くなるのかな…と感じております。でも、そんなときだからこそ「多様性」という強さが必要なのではないでしょうか。

ココロに余裕がある時って、周りの人が自分と違っても「まあ、そういう人もいるよねぇ」なんて、わりと簡単に受け入れられるものですが、ココロの余裕を失うと、ちょっと自分と周りが違うだけでイライラしたり腹が立ったりすることはないでしょうか。

命を守るためのルールはみんなで徹底する、というのは言わずもがな、ですが、強さが求められる今だからこそ、多様性を受け入れる「寛容さ」「ゆるせるココロ」を持っておきたいと思う今日このごろです。

これをお読みのあなたは、同調圧力を感じたことはありますか?同調圧力をかけそうになったこと、かけてしまったことはありますか?

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「同調圧力を感じたことはありますか?」

image by: Shutterstock.com

倉橋 竜哉(日本マイブレス協会)この著者の記事一覧

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 毎朝1分!天才のヒント 』

【著者】 倉橋 竜哉(日本マイブレス協会) 【発行周期】 毎朝コツコツお届けします

print
いま読まれてます

  • 科学的根拠あり。もっとも感染症に掛かりやすい血液型は何型か
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け