新型コロナウイルスによる感染症予防のため、家族皆で手洗いやうがい、マスク着用を徹底しているというお話を耳にしますが、せっかくでしたらもう一歩進んだ対策をしてみてはいかがでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、トイレやゴミ箱の「フタ」の有効性を紹介しています。
フタ付き
さて、本日はフタのお話。新型コロナ下での家庭で、注意すべきこととして↓をお読みでしょうか。読んでない方は是非読んでください。
● 新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項
新型コロナによって、フタが注目されたものが2つあるんですよ。ご存じでしょうか。ひとつは
- ゴミ箱
です。ゴミ箱にフタなんてあるの?と思われましたか?いや、あるでしょ。フラップのついているヤツ、大型商業施設のトイレとかにありますよね。あれです。
ゴミ箱には、ゴミをいれるんですよね。当たり前だけど。ところが、新型コロナの場合、そのゴミの危険性は平時の比ではありません。痰や鼻水がついていたりすると
- ゴミ箱の中からウィルスが出てきて
しまい、周囲の人が感染するリスクが高まります。このため、ゴミは密閉して捨てるように指示されています。いちいち密閉して捨てるのは大変ですが、せめてフタがあればウィルスが浮遊してくる危険を少しは下げられるでしょう。
もうひとつ、フタが重要視されているのが
- トイレ
です。トイレにフタがないやつなんてあるの?と思われましたか?いや~、ありますよ。フタがついてなくて便器だけのヤツ。大型商業施設のトイレとか。あれですよ。こちらは一般家庭の洋式便器には少ないですよね。
そして、家庭での注意は
- フタをしてから流す
ことだそうです。うーん、つまり水流で菌が巻き上がる可能性がありそれをフタで防御するってことですね。実験では、フタを開けたまま水を流すと、ウィルスが巻き上がって個室内に90分も滞留していたそうです。他の人が直後に入ったら、絶対身体についちゃうね。
この点で公共の場のトイレは、とてもじゃないけど使えない気がしますね。90分以内に使われていないかどうかなんて分からないもん。
そして、トレイについては
- 換気をする
ことが重要だそうです。排泄物からウィルスや菌が出て感染リスクが高まるのでこれを防ぐために掃除+換気が重要になるんですね。
…ここまで書いて気がついたんですが、伝統的な家相では
- 窓のないトイレは凶
とされてきました。排泄物から感染症に罹患しやすいことを経験的に知っていて、そのために換気の重要性を説いていたのかもしれません。侮れませんねえ。
そうそう、ちなみにゴミ箱。これも風水では
- フタ付きのゴミ箱の方が良い
とされています。これも同じ理由でしょうね。痰や鼻水から恐ろしい感染症や伝染病が広がっていくことを経験的に知っていたのかもしれませんね。
汚いものにはフタ!見ないようにするのはマズいけど、汚れを飛散させないためには重要ですね。
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