韓国製コロナ検査キットの人気急落。世界から「不要」とお断り

2020.06.04
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by 編集部サトシュウ
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界中から注目されていた韓国のウイルス検査キット。アジアをはじめ、北米や南米、中東、アフリカに輸出されていたが、予想より早く売り上げピークに達し下落傾向が始まっていると中央日報が伝えている。

韓国のウイルス検査キットの人気が大きく下落

世界中で感染が広がる中、韓国は小康状態になったこともあり、多くの国が韓国式の検査方法に関心を寄せていた。一時は生産が間に合わないほど好調で、すでに5月の時点で昨年の実績を上回る注文が入ったメーカーも多かったと聯合ニュースは伝えている。

しかし、今は悲観的な見方が強い。

韓国の産業通商資源部が発表した「5月の輸出入動向」によると、韓国の検査キット企業の輸出代金は1億3128万ドルで、前月の2億65万ドルより34.5%減ったという。

また、価格の下落も顕著で、供給価格は半分以下。現在は欧米企業も参入してきていて、受注競争が激しくなってきているのだ。

それだけではない。原材料の価格急騰も足かせとなっている。キットのメイン材料となる試薬と容器はほとんどが外部調達だといい、急激な需要増に合わせて価格が高騰。2~5倍ほど跳ね上がったという。

中央日報によると、一部企業では中国などから完成品を持ってきた後に、箱だけ変えて売っているという指摘もあるといい、業界関係者は「受注しながら生産量を合わせることができなかった企業が便法を使っている。結局韓国製品の質の低下につながり業界に良くない影響を与えるだろう」と話したと伝えている。

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