なぜ今?コロナのモニタリング指標を変更した東京都の意味不明

 

リスクコミュニケーションは、個人、集団、組織などに属する関係者たちが情報や意見を交換し、その問題について理解を深め、互いにより良い決定を下すためのコミュニケーションです。それは一方通行ではなく双方向で、批判的ではなく建設的に、1回限りではなく継続的にやりとりされる「相互作用の過程」でもあります。

つまり、リスクコミュニケーションとは一般の人たちの「知る権利」であり、リスクに対する彼らの不安や被害をできる限り減らすための唯一の手段です。

そのリスクコミュニケーションがうまく回るには、「信頼」が必要不可欠。コロナ禍でいえば、専門家、政治家、メディアがそれぞれの立場で、それぞれの役割を全うし、信頼に基づく健康的かつ建設的な議論を行ってこそ一般の人たちの「知る権利」が担保されます。

かつて政治家は「言葉が命」と言われ、メディアが「権力の監視」と豪語して
いた時代がありました。

忘れてしまった?あるいは必要ないと思っているのか?

みなさんの意見もお聞かせください。

image by: 東京都知事 小池百合子の活動レポート - Home | Facebook

河合 薫この著者の記事一覧

米国育ち、ANA国際線CA、「ニュースステーション」初代気象予報士、その後一念発起し、東大大学院に進学し博士号を取得(健康社会学者 Ph.D)という異色のキャリアを重ねたから書ける“とっておきの情報”をアナタだけにお教えします。
「自信はあるが、外からはどう見られているのか?」「自分の価値を上げたい」「心も体もコントロールしたい」「自己分析したい」「ニューストッピクスに反応できるスキルが欲しい」「とにかくモテたい」という方の参考になればと考えています。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』 』

【著者】 河合 薫 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎週 水曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print

  • なぜ今?コロナのモニタリング指標を変更した東京都の意味不明
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け