リスクコミュニケーションは、個人、集団、組織などに属する関係者たちが情報や意見を交換し、その問題について理解を深め、互いにより良い決定を下すためのコミュニケーションです。それは一方通行ではなく双方向で、批判的ではなく建設的に、1回限りではなく継続的にやりとりされる「相互作用の過程」でもあります。
つまり、リスクコミュニケーションとは一般の人たちの「知る権利」であり、リスクに対する彼らの不安や被害をできる限り減らすための唯一の手段です。
そのリスクコミュニケーションがうまく回るには、「信頼」が必要不可欠。コロナ禍でいえば、専門家、政治家、メディアがそれぞれの立場で、それぞれの役割を全うし、信頼に基づく健康的かつ建設的な議論を行ってこそ一般の人たちの「知る権利」が担保されます。
かつて政治家は「言葉が命」と言われ、メディアが「権力の監視」と豪語して
いた時代がありました。
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