信じがたい暴挙。卒業文集から一方的に削除された女子生徒の作文

 

校長による脅迫

入学当時から続くいじめの状況と冤罪容疑をかけられ犯罪者扱いを受けた事で学校に通えなくなってしまったXさん。

しかし、学校はこれをいじめと認めず、放置という手段に出たのである。

いじめに関する申告をしても相談をしても一向に対応しないのである。そればかりか、いじめが蔓延している学校に登校するように迫るのだ。

その証拠に、Xさんがいじめの中心人物の1人から嫌がらせをするように強要されていた別のターゲットは、Xさんが不登校の間に、暴力的行為や集団による無視、集団によるさらし者行為などを受け、不登校に陥っているのだ。

こうした学校の対応にXさんの担当医も学校の対応に苦言を呈したほどであった。

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そして、校長から手紙が来たのである。

その内容は、学校に相談できなければ、他に相談先はあるというものが中心であるが、追伸にはこのようにあった。

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この背景には、Xさんの家庭が母子家庭であったということにある。

関係者によれば、この中学校の管理職の間では、母子家庭は貧困層であり、虐待が蔓延していると話していたそうだ。

開示請求で得られた資料によれば、この手紙から間を開けず、教頭が学校名義で児童相談所へ通報をしている。

一方、児童相談所は「部活でのいざこざで学校に来ていない」など全く関係のない理由で申し出があり、Xさん保護者から直接の相談を受けて、虐待のわずかな可能性もないと判断しており、学校が恣意的に虚偽の情報を通知してきたと判断している。

つまり、学校の管理者に当たる校長と教頭は、いじめの調査や対応を棚上げし、予防策すら取らずに放置。そのために新たな不登校も生じさせたのである。さらに、登校指示に従わず、いじめ調査の対応を迫るXさんと保護者を疎ましく思うのみならず、不登校の原因は家庭にあると差別思考で、教育機関からの通報が強権であることを利用して、いじめの被害家庭を貶めようとしたのである。

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