新型コロナの感染源となった中国ですが、人との接触機会を減らす工夫を、人間だけではなく「ロボット」を使うという形で行おうという動きがあるようです。無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんは、自身が暮らす上海に登場したという、無人のロボットコーヒーショップなるものを動画つきで紹介。コロナ後の定番となるかもしれない、ロボットカフェのお味は?
人いらず。上海の街に登場したロボットコーヒーショップ
無人コンビニの次は、無人カフェのようです。WeChatの記事で興味深いネタを発見。それは「ロボットを使ったカフェ」というネタ。実際にどんな仕組みになっているのか? ちょっと気になったのでネットで調べて訪問してみました。
設置場所は上海一等地の中山公園
場所を調べると、設置されているのは上海では三箇所ほど。
アクセスから考えて、上海中心地にある中山公園に設置されているロボカフェを訪問することに。中山公園の「龍之夢」と呼ばれるショッピングモールの正面玄関に設置されていました。
見えてきました、「机器人咖啡亭(jī qi rén kā fēi tíng)ロボットコーヒースタンド」の文字。
当然ですが本当に無人。一応、後ろを覗いてみましたが人の気配なし。
タブレットが設置されていて、メニューの選択が可能。日本語・英語と多言語対応。この辺、今風ですね。いずれ国外展開も考えて代理店募集をしているのかも知れません。
支払いはもちろん電子マネーのみ。ストロー等の小物は自分でセットする仕組みです。
ロボットが作るアイスコーヒの味はいかに?
訪問した日は30度越えの灼熱の日だったので、アイスコーヒーを注文してみることに。1杯10元程度(約150円)でした。
注文して電子マネーで決済すると中国語の音声が流れて、コーヒーロボが華麗にスタート。
ロボットアームがコップを取り上げ、コーヒーマシーンへ移動し、冷水投入、濃縮コーヒー注入、最後に氷がドボドボっと投入され、蓋を閉めて完成。
完成したコップを掴んだアームが私の方へと伸びて、取り出し口まで運んでここで作業は終了。
ググッと一口。暑さもあってプハーッ最高。意外と美味いっす。喉を潤し、目にも楽しい。。。。
よくよく考えたら、ロボットアームじゃなくても、コーヒー自動販売機で事足りそうだな、なーんて考えが頭をよぎりましたが、インスタントではないコーヒーを、スタバ等のコーヒーショップよりも手軽に楽しめるという立ち位置のロボコーヒーでした。
実際に動く様子はコチラの動画から
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