年上の部下に「こいつが言うなら聞いてやるか」と思わせる方法

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仕事の上だと割り切っていても、何かと気を使うことが多い「年上部下」との接し方。彼らに気分良く働いてもらうためには、どのようなポイントに気を配るべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、普段から自身が実践している方法を紹介しています。

年長のスタッフを戦力にするコミュニケーション術

先日オンラインで研修をやっていた際に、受講生の方から、「歳が上のスタッフに望んだ仕事をしてもらうには、どんなふうに伝えれば良いのか?」というような質問を受けました。これは結構多くの店長たちの悩みの種で、特に若い店長だと、年上スタッフにちゃんと仕事をしてもらいたいということがなかなか言えないという話を聞きます。

おそらくですが、私はこれが非常に得意でして、自分よりもはるかに年上のスタッフの方にも仕事をお願いできるタイプです。なぜそうできるかと言えば、理由はいくつか考えられます。仕事をお願いする時に、年長のスタッフにある程度仕事の裁量を任せるとか、いやらしい話ですが、少し持ち上げるような配慮をするとか、そういうこともあります。

ただ最も大事だと思うのは、日ごろからコミュニケーションが取れていることだと思うのです。仕事を任せる時にだけこちらのお願いを聞いてもらえるようにするのではなくて、普段からお願い事がしやすいように、コミュニケーションを取っておくということですね。相手が年長のスタッフでも、逆に年下の若いスタッフでも、これは同じことだと思っています。

例えば、日ごろあまり積極的に会話をせず、年長のスタッフはもう店長である自分の手を離れて勝手にやってもらうというような仕事の仕方をしていると、いざ何かお願い事をしたい時にも、話を聞いてくれません。都合の良い時だけコミュニケーションを取ろうとしても、相手は人間なのですからそのくらいのことはすぐにわかります。ですが、普段からその年長スタッフとのコミュニケーションを取っていれば、そんなことはあまり起こりません。

コミュニケーションと一言で言っても、いろんなことがあると思います。例えば、私はよく、年長のスタッフの好きなものや興味のあるものの話を聞きます。食べ物が好きなら、どんなものが好きか、何か趣味を持っているのなら、その趣味がどんなもので、どんなものが好きなのかをよく話をして聞くわけです。時には、休み明けに、その好きな食べ物を買ってきて差し入れですと渡したり、どこかへ行ったお土産に、喜んでくれそうなものを買ってきたりもします。

そういうことをずっと続けていると、何かこちらからお願いをしなければいけないという時でも、「まぁこいつが言うなら聞いてやるか」という雰囲気になってくるのです。多少無理なお願いや、そのスタッフがあまり乗り気にならなそうなことでも、普段からコミュニケーションを取れていれば、「なんとかお願いしますよ」の一言で、ことが済むことが多いのですね。

人に仕事を任せたり、頼んだりする時には、その瞬間だけでは難しいものです。感情で反論されても困るというのもよくわかりますし、そうすべきではないとも私は思っていますが、それでも、普段コミュニケーションが取れていない相手にはつい感情論で話を聞きたくなくなってしまうのが人の性なのかもしれません。

だとするならば、日ごろから信頼を得られるようなコミュニケーションを取っておくことで、そこはクリアできるわけです。これをサボっていると、いざという時に痛い目にあってしまうので、店長など管理職になる際には気をつけておきたいポイントですね。

今日の質問です。

  • 自店のスタッフと普段から良好なコミュニケーションを取っておくために、どんな話をしますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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